2010年8月26日木曜日

環境財・都市農地

大都市東京の農地は、作物の生産の場であるだけでなく、都市環境の維持・改善になくてはならない環境財です。特に東京では、後者の存在価値が大きく勝っています。
杉並の畑で作ったキャベツを1個1000円で販売したとしても農家では採算が取れないでしょう。それでも先祖代々受け継いできた農地を頑張って耕し作物を作っている農家。私は、農家でもなく農業音痴であるが、こうした農地が残っていることで家の周りの生活環境が悪くならないで居ると考えています。
最近では、この都市農地に関する制度や仕組みを見直そうという動きがあります。大都市東京の区域内にある農地をこれ以上減少させないためにも、国をはじめとした行政の取り組みに期待したい。
また、都市内の微気象改善の働きが期待される屋敷林についても、保全に向けた制度や仕組みづくりへの取り組みが同時に行われることを願っています。

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