2021年12月21日火曜日

今年の区議会を振り返って!!

 令和4年第4回杉並区議会定例会は、11月15日に開会し12月3日に閉会しました。

私は、初日の15日の本会議で例年通り区政に対する一般質問をいたしました。内容は、第3回定例会で議決した区政運営の羅針盤となる新たな「杉並区基本構想」に基き策定作業が進められている行政計画(総合計画・実行計画等)についてと、ひらがなの「みどり」について区の考えを確認しました。詳細については、杉並区議会のホームページから議会中継⇒録画中継⇒本会議録画中継⇒令和3年第4回定例会を選び、質問者3人目をご視聴ください。

本年は、定例会が4回(2月9日~3月12日、5月31日~6月17日、9月9日~10月15日、11月15日~12月3日)開かれ、予算、決算、そして定例会ごとに様々な議案審査などを行ってきました。

そして、昨年から続く異例の議会、定例会の合間に臨時会が6回(1月26日、3月31日、5月18・19日、7月7日、11月5日、12月20日)開かれ、新型コロナウイルス感染症対策の経費を捻出するためなどの補正予算を審査可決し、区民の生活と命を守る対策事業を進めてきました。

特に第4回定例会が12月3日に閉会し、年末で一息と考えておりましたが、子育て世帯への臨時特別給付金10万円をどの様に届けるかで国の方針が揺れ動く中、私が所属する会派(杉並区議会自由民主党)からは、区長に対して10万円を現金で給付するよう要望書を出すなどしておりました。そうこうする中で、国において10万円を現金給付との方向を示したことから、急遽12月20日に一日の会期とする令和3年第6回杉並区議会臨時会が招集され、令和3年度杉並区一般会計補正予算(第13号)が提案され、約26億3900万円の事業予算を審査可決しました。

補正予算13号は、全額国費で「子育て世帯への臨時特別給付金支給事業」として約25億9400万円を対象世帯へ現金10万円の支給をするものです。

杉並区内では、対象者の16歳未満の方は約39000名、18歳以下の方は約13000名と言われています。なお、この間、区で対象把握できている16歳未満の方へは、12月27日に指定口座へ10万円を振り込みます。その他の方は、今後書類のやり取りが必要であるため、年を越しての1月支給となります。

もう1事業は、都費による飲食店と区立施設へ換気状況を把握するためのCO2測定器の配布で、約4400万円です。

また、新型コロナウイルス感染症の第6派に備えた対策についても、特に予防ワクチンの3回目接種体制などしっかり進めております。

みなさま、新型コロナウイルス感染症の感染者数が現在は落ち着いておりますが、新たな変異株であるオミクロン株の感染拡大がじわじわとはじまっており、この間の3蜜(密集・密接・密閉)に対する注意をはじめ、しっかりしたマスクの着用、うがい・手洗いを忘れない様にしながら生活をしましょう!!