2013年12月20日金曜日

災害対策特別委員会視察!

みなさま、こんにちは。

昨日、災害対策特別委員会の視察で、茨城県つくば市へ視察に行ってまいりました。

調査項目は二つで、①西遠野でのソーラーシェアリング発電プロジェクト、もう一つが②防災科学技術研究所でした。

西遠野でのソーラーシェアリング発電は、1500㎡の畑の中に単管パイプを使って骨組みを作り、その上に角度を手動で変えられる太陽光パネルを畑面積に対して約25%の割合で設置をしている事例視察です。

畑面積に対して25%のパネル量は、畑表面への影が出ますが作物の生育には問題ない割合とのことでした。
たしかに、夏の時期では、日影が無ければ畑の地表面への日光の照射量は大変多く、光飽和点と作物との関係もあります。ですから、多少の遮光は作付けする作物の選択肢が広がることにもなります。
また、設置してある太陽光発電パネルの設置角度を変えられるようになっているため、季節による太陽光の照射角度の変化にも対応できるようになっています。更に、パネルの設置割合が25%では作物の収量に大きく影響はしないようです。

この試みは、農林水産省が2013年3月31日付で「支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備等についての農地転用許可制度上の取り扱いについて」という通知を出しています。これは、作物を耕作する畑内に耕作とは関係のないものを一時的に設置するための農地の転用ということで、本来の農業に支障をきたさ無ければ、許可するというものです。
現地を直に視察しましたが、よく出来ており、畑からの収入に加え太陽光発電による収入が同一場所から生まれる優れた試みであると感じました。今後は、太陽光発電設備の設置経費が安価になれば、更に活用する事例が増えると考えます。

単管パイプによる骨組みは、支柱間隔約5m、パネル設置高さ約3.5mで、毎月最適なパネル角度に調整すれば平均発電量が5%アップするとのことでした。また、台風や積雪などには、パネルの角度が変えられるため問題はないとのことでした。

2013年には、スイカ、トマト、ナス、大豆などを栽培試験したとのことです。

視察した場所での試みは、発電量57.9kwで、年間売電額は約255万円と試算していました。設備コストは、1000㎡当たり約1350万円、20年間を考えて、税金などを含めて試算すると年間コストは約83万円、それに対して発電収入は、年間187万円で、およそ年間100万円の収益になると説明を聞きました。ただ、20年間での試算ですので誤差はあるでしょう。
海外でもフランスやイタリアなどで同様の取り組みが進んでいるようです。

メガソーラーが話題に乗ることがありますが、太陽光パネルで設置場所は占用され他の用途には使えません。それに比べて、視察した場所での試みは畑作と太陽光発電を両立させるもの、大変興味深い試みで、今後様々な角度から研究され広まることを期待します。

ただ一点、我が家の太陽光発電設備も同様ですが、発電設備につきものの「パワーコンバーター」の微妙な唸り音がやはり気になりました。住宅地内での設置に課題かも知れません。



2カ所目の防災科学技術研究所では、研究所全体での災害に対する取組全般について説明をいただきました。地震災害、火山災害、水・土砂災害、雪氷災害、そして災害に強う社会づくり、といった研究をしている所です。

特に、その中でも杉並区に関係のある地震と水害について細かく研究室を見学し、取り組みの説明を聞きました。緊急地震速報は、気象庁から発せられますが、その元のデータの60%はここの研究所の情報だそうです。
また、入ったばかりの体験機で過去の地震の揺れを体験でき、凄い揺れであったことが分かりました。そして、平成17年の杉並区での時間100ミリを超える集中豪雨のデータやリアルタイムで日本全土の地震監視システムデータなど、興味深く視察させていただきました。

午後からの視察で、つくば市はちょっと遠いですね。もう少し時間を取りじっくり説明や所内を見学できればよかったです。
特に、災害に対しては、データの蓄積やそこから新たな試みを生み出す、大変な作業であり、私たちの日々の安全・安心のためにしっかり研究をしていただきたいと思います。







2013年12月7日土曜日

閉会後も様々なことが!4定の閉会

こんにちは
 




今日は天気も良く、朝から平成25年度JA東京中央・杉並区・世田谷区の協働事業で杉並区宮前の農家二軒で「ふれあい農業体験」が行われ、参加者約80名が野菜の収穫と花の寄せ植えを楽しみました。私は、農業委員ですので伺わせていただきました。意外と、大根を抜くのにみなさん苦労していました。


















その後、私の地元のO氏宅での恒例の餅つきに今年もお呼ばれしました。
お雑煮、からみもちなど、食べ過ぎちゃいました!



 
昨日、11月18日から12月6日までの18日間の会期で開かれていた平成25年第4回区議会定例会が、議案14件と議員提出議案3件全てを可決して閉会しました。内容は、以下の通りです。

議案第62号 杉並区行政財産使用料条例の一部を改正する条例
議案第65号 平成25年度杉並区一般会計補正予算(第5号)
議案第73号 杉並区長等の給与等に関する条例等の一部を改正する条例
議案第74号 杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

この4議案は、総務財政委員会に付託され、審査結果の報告を受け、採決ではそれぞれ賛成多数で可決。中でも補正予算では、第三回定例会で私が強く要望した「小学校の特別教室へのクーラー設置」区が動いてくれました。補正予算に設置のための設計費が計上されました。設置は理科室です。今後は他の特別教室等にも順次整備されると考えます。そして、新年度予算に工事費が計上されるでしょう。成立すれば、夏頃までに設置されていない小学校でエアコンが入ります。

議案第63号 杉並区風致地区条例
議案第66号 特別区道の路線の認定について
議案第67号 特別区道の路線の認定について
議案第68号 特別区道の路線の認定について
議案第69号 特別区道の路線の認定について
議案第70号 特別区道の路線の認定について
議案第71号 杉並区立大田黒公園の指定管理者の指定について

この7議案は、私の所属する都市環境委員会に付託され、審査結果の報告を受け、採決では63号から70号は全員賛成、71号は賛成多数で可決。

議案第64号 杉並区社会教育委員の設置に関する条例の一部を改正する条例
議案第75号 杉並区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
議案第76号 杉並区学校教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

この3議案は、文教委員会に付託され、審査結果の報告を受け、採決では賛成多数で可決。

議員提出議案第7号 杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
議員提出議案第8号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書
議員提出議案第9号 軽度外傷性脳損傷に関わる労災障害等級認定基準の改正と教育機関への啓発・周知を求める意見書

この議員提出議案については、委員会付託を省略して採決した結果、7号、8号は全員賛成、9号は賛成多数でそれぞれ可決。

これで今年の定例会は終了し、今月19日に災害対策特別委員会で茨城県つくばなどへ日帰り視察に行きます。そして、来年2月の建国記念日過ぎに開会予定の第1回定例会となります。

2013年12月1日日曜日

平成25年第4回区議会定例会等この間の活動!

みなさまこんにちは

このところ、どんどん日が短くなり、気温も低くなってきました。夏と違い、何か時間を損している気になりますね。今日から師走、体調管理をしっかりして新しい年を迎えるのに備えましょう。

さて、今年最後の議会が、先月の19日から開かれています。そして、例年通り、第4回定例会では一般質問(11月20日)をいたしました。内容は、以下の区議会HPの録画中継の通りです。ご覧ください!

http://www.gikai.city.suginami.tokyo.jp/vod/25-04/251120.htm

私の平成25年第4回区議会定例会一般質問概要

1.2020年の夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市が東京に決定しました。大変喜ばしいことと考えています。そして、私が中学生の時に東京オリンピックが行われ、青梅街道を聖火リレーが通ったのを見て大変感動したことを思い出しました。
そこで、東京で開催されるのであれば、時代は変わりましたが、49年前の私が受けた感動を今の子ども達に体験してもらいたいと考えており、再び杉並区のほぼ中央を通る青梅街道を聖火リレーのコースとなるよう区が関係機関へ働き掛けるようと、質問をしました。

2.私の地元でもある善福寺川上流部の水害対策のために、区が地域に入って防災や平常時の川沿いの環境を生かしたまちづくりをする必要があると提案しました。
常に床上や床下浸水で被害に遭われている方々は、川や下水道が溢れた時になす術がありません。家の床を高くしようとしても建物高さが決められ、更には日影規制などもあり、一階の床を高く出来ないのです。
こうしたことを踏まえて、地域の皆さんと区が一緒になって水害から安全になるまちづくりを考える必要があります。地域と区で膝を突き合わせて話し合い、一定のルールなどをつくり、合わせて建物への規制緩和をすることが出来ると私は考えています。簡単に言えば、住み手も努力する、行政はその支援を規制緩和などにより後押しするということです。
水害を無くすためには、河川の改修や下水道の改善も必要ですが、そのための事業費は莫大に掛かります。そして工事期間も長期に掛かります。それで水害には大丈夫なまちになるか、と言えば平成17年の様な豪雨があれば無理と思います。ですから、ハード面の取り組みと合わせて、ソフト面から住民の方と区とで被害の軽減に向けたまちづくりが必要と考えています。

3.私の専門分野の一つである、みどりの保全について質問をしました。
今から20年ほど前の事となりますが、杉並区では区民から私の一景ということで区内の風景の推薦を受け、その中から杉並100景を選定しました。その時、一番多くの推薦を得て100景になったのが、阿佐谷の風格あるケヤキ並木です。
ところが、昨年よりJR阿佐谷駅から南に青梅街道までを、ケヤキ並木の保全管理という名目で大きく手を入れ、まちなみ景観は全く様変わりしてしまいました。今後、駅から北の区間で同様な作業がなされる計画であることから、良好な街路樹景観を台無しにする手入れを見直すよう区から東京都へ計画の見直しをするよう申し入れろと、要望しました。

4.西武新宿線沿線のまちづくりについて質問しました。
2年前に区からの呼びかけにより上井草、井荻、下井草の各駅周辺でそれぞれ地域の方々による駅周辺まちづくり協議会がつくられました。そして、駅周辺のまちづくりについて議論し、来年早々にも区へまちづくり構想という形で提言する運びです。
検討では、西武新宿線の開かずの踏切問題解消、いわゆる鉄道連続立体交差化は区からの話で取り扱わないとの話です。
しかし、各駅周辺のまちづくりを考える上では、鉄道の連続立体交差化は検討からはずせない大きなまちづくりの課題と考えています。そこで、区のこのことに対する見解を聞きました。
また、杉並の東、中野区間では一部事業認可も下り事業が大きく動いたいます。杉並区区間も早期事業着手に向けた区の決意を正しました。

〇11月24日「平成25年度杉並区総合震災訓練」について
私は、昨年に引き続き災害対策特別委員会の委員ですので、震災訓練に参加をいたしました。今年の開催は、下高井戸にある「旧東電グランド」・都市計画下高井戸公園用地で行われました。
中でも、負傷者のトリアージ訓練、新規に導入された起震車、動物へのICチップの埋め込みによる個体識別、震災対策用ガス管と継手、中学生レスキューなどは評価したいです。
















〇11月26日・善福寺川流域合流式下水道改善事業、設計説明会
11月20日の一般質問でも取り上げた善福寺川上流部の下水道改善事業の設計説明会が夜に西荻地域区民センターで行われました。
・事業の目的は、新たに下水道管を整備し、降雨初期の雨水を約15000㎥(25メートルプール約50杯分)貯留する。それによって合流式下水道の弱点である、汚水と雨水が混じり降雨初期に河川へ放流されるのを軽減し、更に放流水質を改善することです。
・事業は、川の横を通る区道の地下およそ3.4㎞に内径2.4mの貯留管をシールド工法により埋設する。流末は、環状8号線に整備されている環八幹線に接続して降雨後に揚水して処理センターへ送る。工事は、平成27年度から8年間を考えているとのことです。
なお、工事については、改めて工事説明会を開催する。また、シールド工法のため、マシーンを地下に送り込む発進立坑を区立関根文化公園を占用して造り行う。更に、工事による振動騒音、工事車両による交通事故への対策に万全を期すとのことでした。


〇11月27日・都市環境委員会と本会議について

所属の常任委員会である都市環境委員会が開かれ、以下の議案7件と報告9件の聴取をしました。
・議案第63号 杉並区風致地区条例
この条例は、この間、区内の和田掘、善福寺の2地区内での許可を要する行為の許可審査手続きを都から委任を受けて行っていましたが、すべての事務が移譲されるため制定する条例です。都の条例を踏襲した条例であり、問題ないことから賛成としました。

・議案第66号、67号、68号、69号、70号 特別区道の路線認定について
URによる旧荻窪団地の建て替え開発行為に伴う周辺道路の区道認定です。町として、歩道が出来、歩行者と車が分離され、道以外でも周辺に緑地帯が設けられるなど、大変良い環境となりました。現地を確認した結果から意見を述べ、賛成としました。

・議案第71号 杉並区立大田黒公園の指定管理者の指定について
従前からの指定事業者が継続する。現地を確認しましたが、維持管理はよく出来ていました。今後は、来園者がゆったりと楽しめるよう、記念館で紅茶などが飲めたり、茶室で抹茶が飲めるなど工夫を求め、賛成としました。

・報告は、
1.京王線沿線各駅周辺地区まちづくり方針について
2.杉並区空き家実態調査報告書について
3.杉並区住宅マスタープランの改定(案)について
4.荻窪まちづくり会議の現在の取り組み状況について(報告)
5.区立大田黒公園の指定管理者候補事業者の選定結果について
6.杉並区環境基本計画の改定について
7.ペットボトル店頭回収事業(東京ルールⅢ)の廃止について
8.GPSを活用した資源持ち去り対策の実施について
9.スマートフォン向けアプリケーション「なみすけのごみ出し達人」の配信について
以上9件の報告を聴取しました。

委員会終了後、追加議案が提出されたため、本会議が招集されました。

・議案第73号杉並区長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例(総務財政員会付託)
・議案第74号杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(総務財政員会付託)
・議案第75号杉並区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(文教委員会付託)
・議案第76号杉並区学校教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(文教委員会付託)
・議員提出議案第7号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例(議会運営委員会付託)

以上5議案が提出され、各委員会に付託されました。内容は、今年も職員等の給与に関して特別区人事委員会からマイナス勧告が出されていることから、給与の引き下げをする議案です。
そして、それに伴い議員の報酬も同様に引き下げようと議員が提案したものです。費用弁償は、前から無としています。


〇11月30日・落ち葉感謝祭・平成25年度農業祭式典
今回で8回目となる落ち葉感謝祭、天気も良く、親子が大勢楽しんでいました。初回の時からのボランティアの方々ともお会いすることができ、積もる話やら施設再編計画の話やらと、色々お話をしながら楽しいひと時を過ごすことが出来ました。




先日の9日・10日と、桃井原っぱ公園ですぎなみフェスタ2013と同時開催で農業祭を開催しました。私も農業委員として実行委員の一人となり式典に出席いたしました。
当日会場で農産物品評会が行われましたが、日にちを変えて、東京都知事賞や杉並区長賞など11人の方々に表彰状の授与を行いました。入賞者は43名60点でした。また、フォトコンテストの会長賞授与も行われました。
また、農業関係功労者表彰、企業的先進農家表彰、後継者奨励表彰、新規就業者奨励表彰が合わせて行われました。各賞を受賞された方々、本当におめでとうございます。合わせて多くの関係者の方々お疲れ様でした。


2013年11月18日月曜日

第4回区議会定例会が明日開会です!

みなさまこんにちは
しばらく振りのブログ更新になりました。

この一月は、色々なことがありました。
第四回定例会に向けての自分の勉強、常任委員会(私は、都市環境委員会に所属)の行政視察、そして一番は、区が発表した区立施設再編計画と使用料・手数料の見直しに関する対応(初日に我が会派の考え方を幹事長が一般質問のトップバッターで区の考えを正します。)など目まぐるしく時が過ぎてしまいました。

明日から第四回定例会が開会します。私は、例年通り四定で一般質問に立ちます。内容は、2020年オリンピック・パラリンピックについて、水害対策について、みどりの保全について、西武新宿線沿線まちづくりについての4項目です。
なお、私は6番目の質問者で、本会議2日目の朝トップ(午前10時)ということになりました。
本会議の模様は、傍聴以外でもインターネット中継でご覧いただけます。区議会のホームページからご覧いただけますので、お時間を作って視聴いただければ幸いです。

この間の私の活動あれこれを以下に掲載いたします。
〇杉並区議会スポーツ振興議員連盟有志によるスポーツスタジアムの視察(味の素スタジアム)10月19日
当日は、選手の入場口から選手とともに施設内に入り、なかなか見られない場所も見せていただきました。また、試合寸前でしたが、ピッチにも立たせていただき芝の状況も見られました。
昔、私が学校の校庭の緑地化をする時にスポーツターフについての教えを受けた方が味スタの芝を手掛けていると知りました。


 


〇都市環境委員会行政視察(10月21日~23日)
私の所属する常任委員会である都市環境委員会は、以下の都市へ行政視察に伺いました。
視察内容は、後日区議会のホームページに掲載されます。
1.香川県高松市(21日)
  ・地域公共交通の強化について
  ・多核連携型コンパクト・エコシティについて
2.愛媛県今治市(22日)
  ・中心市街地再生基本計画について
  ・今治自然塾 環境教育プログラムについて
3.愛媛県東温市(23日:写真)
  ・とうおん太陽の恵みスマイルプロジェクトについて
〇杉並フェスタ2013と「農業祭」(桃井原っぱ公園、11月9日、10日)
私は今年度、農業委員として選任され、区内の農業者とともに都市農業についての様々な勉強、活動をしております。昨年までの農業祭は、単独開催でしたが、今年度はすぎなみフェスタと同一の会場で行うこととなり、大勢の来場者があり盛大に行うことが出来ました。

私も作るのをお手伝いをした、区内産の野菜で作った「宝船」をバックに記念写真、パチリ!

〇区立柏の宮公園での収穫祭(11月17日)
私が現職時代に、銀行の運動施設であった場所を区が買収して整備した公園です。神田川沿いの崖線部分にあり、古くは水田が広がっていた場所でもあると言われ、公園の整備にあたって水田を再現した区内で唯一水田がある場所です。
この水田では、区民のボランティアの方々が、稲作づくりを研究して「冬期灌水不耕起栽培」といって、田圃の水や刈り取った稲の根も残したまま連作する方法でお米を作っています。ようは、水田内の生き物も育てながら稲作をするというものです。
そして、今年も60㎏のお米ができました。みんなで育て、収穫したお米でおにぎりを作り、更に地域の方の協力で野菜や肉などを用意してトン汁を作って来園者と収穫を祝う催しが盛大に行われました。





〇杉並区郷土芸能大会(セシオン杉並:11月17日)
杉並に息づく昔から受け継がれてきている祭り囃子などの発表会がありました。

私も地元に受け継がれている祭囃子保存会の一員なんです!

そんなこともあり、この舞台に昔は出たこともあります。
時間の関係もあり、後半部分しか鑑賞できず、ちょっと残念でした。


こうした伝統文化は、後継者不足がどうしても課題となります。そうしたことから、団体によっては小学生などに積極的に教えるなどしています。
大会の最後に登場した井草囃子中間流保存会の活動は、こうした後継者不足や囃子の音が騒音とする方も増えている時代に、小学校や保護者の理解を得ながらの取り組みとして活動を頑張っていただきたいと思います。

さて、明日からの区議会定例会、しっかり対応いたします!


2013年10月15日火曜日

三定会期中から閉会後も行事が目白押し!



先月の9月29日には、井草八幡宮の例大祭の前に、私の地元の神輿会「井草睦」の万灯神輿が青梅街道を盛大に渡御しました。担ぎ出しの前には、光栄にも挨拶をさせていただきました。栗原会長をはじめ、井草睦の皆様ありがとうございました。

そして、週がかわって、10月6日には井草八幡宮の例大祭の最後を飾る本社神輿の渡御が行われました。朝から準備がありましたが、私は神輿係を変わってもらい遅れての参加となりました。

何故かというと、今年は国体(国民体育大会:スポーツ祭東京)の年で、54年ぶりとなる東京都開催ということもあり、正式種目以外にもデモンストレーション競技が都内各所で行われました。6日の朝には、上井草スポーツセンターでNHKのラジオ体操の中継があり参加し、その後三鷹市で行われたパドルテニスの試合に選手として出場しました。こちらは、残念ながら得失点差で決勝進出を逃してしまいました。




御太鼓の先導役をしました議会も終盤に入り、前記したような議会内容で閉会となりました。
そして、3連休に入り10月13日には、私が長年所有者と森を残すためにお話をしてきたことの最後の締め括りとなる、区民の皆様に森を開放する日がやってきました。午前に、杉並区長をはじめ荻窪警察署長、荻窪消防署長、近隣町会長、井草八幡宮宮司、山葉名いこいの森を守り育てる協議会関係者など多くの方々、そして近隣の多くの皆様方を交えて盛大に「山葉名(やんばな)いこいの森」の開設式が行われました。


 
 今後も、杉並の森と大木を残す会の代表として、そして杉並区議会議員として、区内に残る屋敷林や貴重な大木を一カ所でも一本でも多く残せるよう活動を続けてまいります。 

2013年10月11日金曜日

3定のメイン・決算特別委員会とその合間!

こんにちは

先ずは、皆様にご報告とご案内をいたします。
かねてから私が屋敷林の所有者の思いを含めて、森を保全するための活動をしてまいりましたが、ようやく関係の方々のご努力もあり、皆さんが森を利用できるように整備工事も完了し、来る日曜日、13日の午前11時よりお披露目式が行われます。
是非、森の中にいらしてください!
所在地は、杉並区上井草4-6-10です。具体的には、青梅街道の練馬区界にある日用品の量販店の向かい側です。名前は「山葉名(やんばな)いこいの森」と言います。山葉名とは、所有者の家の屋号です。

さて、議会報告をいたします。
昨日で平成25年第3回区議会定例会も閉会しました。先月の9日から32日間と、開会時の事が結構前の記憶となってしまいました。

第3回定例会は、年に4回行われる定例会の中で、ある意味一番重要な議会です。どうしてかと言えば、前年度の区の財政の健全性や執行状況を正すとともに、来年度の予算編成に対する注文を付けることもできるからです。

この間、常任委員会や特別委員会の動きを簡単ではありますが、ご報告させていただきました。

そして、先月30日から一昨日の9日まで行われた決算特別委員会での私の活動概要を報告をさせていただきます。

9月30日から昨年度の決算審議が始まりました。初日は、我が杉並区議会自由民主党からの質疑で、全体総括、歳入全部、公債費、諸支出金、予備費についての質疑となります。私は3人目に登壇し、区財政を支える根幹的な財源である「特別区民税」の収入率アップの努力要望を行いました。更に、国民健康保険料の収入率アップのため、滞納者に公布されている、いわゆる短期証と資格証が発行されているのが滞納を生むことや保険料を押し上げている一因では。ただ本当に必要としている方もいる中で、公平性の観点から今後も様々な工夫を願いました。最後に、区税収入となる軽自動車税の増収を図れ、という内容で、今後導入される「杉並ナンバー」のPRと合わせて環境性能の向上などを踏まえて、納税分野と環境分野が連携して軽自動車に乗り換えるなどを区民に勧め税収アップの働きをしてはどうか、という話をしました。

10月3日は、議会費、総務費、生活経済費、職員費に関する質疑です。私は会派の2番手で登場しました。この分野では、はじめに区内の農業について質疑をしました。内容は結構長い話となってしまいますが、区の新たな産業振興計画が策定されその5つの目標の一つに「都市農地・都市農業」を位置づけている。中でも、区内農業の担い手の育成は重要、計画では農家を手伝うボランティアについて「活用」としているが、ボランティアの先ず「育成」が重要と正す。また、農地活用懇談会が設置されているが、なぜ「活用」で「保全」という言葉を使わなかったのか正しました。この質問は、真に何が必要なのかを真剣に考えていただきたいからです。そして、JAの方々からは、隣接区の補助制度と同様な支援ができないのか託されていましたので、要望させていただきました。最後には、農業体験について、もっと充実を求めました。内容は、ただ収穫するだけではなく、大根の種蒔きと収穫(種から大根ができることを子どもに学ばせる)、キャベツの苗の植え付け(葉が後で巻いてくる)等を直に知り、自分の日々食べる野菜がどのようにできるのかを体験させることこそ必要であることを話す。兎に角、農地保全と農業振興に本腰を入れて取り組むよう要望しました。次に、杉並区商店街連合会から要望を受けている、商店街装飾等の電気料助成の充実を要望しました。
時間切れで質問できなかった区民利用施設について、商店街の助成金支出の仕方について、職員の人事制度については、今後改めて質問をすることにしました。





10月5日には、議会の合間を縫って東京ビックサイトで開かれていた「東京国際消防防災展2013」の視察に行ってきました。特に、都市型災害のブースでは、興味深い出店が数多くありました。また、防災体感シアターでは地震と津波の疑似体験ができ大変参考になりました。
大雨時のドアの止水道具については、サッシメーカーが様々考えているようで、その一つを見たが、簡単に設置ができ、あっせん用品に良いものだと思いました。また、蛍光管にあっては、スターウォーズのライトサーベルのようで、非常時に暗がりで有効です。LEDを使い蓄電池が内蔵されていますから、電源が落ちても長い時間点灯してくれるそうです。














10月8日は、都市整備費、教育費についての質疑です。小中学校の特別教室等へのクーラー設置について質問しました。この話は、地元の複数の学校関係者や多くの保護者、そしてPTA役員の方々から強く要望の声を受けています。いまだ未設置の特別教室へも計画的にクーラーの設置を要望しました。次に、この間小中学校の児童生徒の震災対策用ヘルメットの配備を話してきていますが、その検討状況を正し、震災時は防災ずきんでは頭は守れない、ヘルメットの配備を強く要望しました。更に、この話も2年前に指摘している私道整備助成の内の舗装整備助成が申請待機が一向に改善されず、悪化の一途をたどっていることについて正しました。そして、地元地域へのコミュニティバスの運行に関する話を今般示された区有施設の再編計画に絡めてしました。時間切れで、西武新宿線の踏切対策、いわゆる鉄道の連続立体交差事業についても区の姿勢を正した片野ですが、次の機会に回しました。

10月9日は、実質7日間の集中審議を踏まえて、我が会派から24年度決算について理由を述べ認定としました。

10月10日、今議会最終日、15項目の日程で本会議が開かれました。

日程第1 請願・陳情の付託については、2件あり関係の常任委員会へ付託されました。
日程第2 議案第56号杉並区職員の倫理の保持及び公益通報に関する条例の一部を改正する条例(全員賛成)
日程第3 議案第59号平成25年度杉並区一般会計補正予算(第4号)(賛成多数)
日程第4 議案第57号杉並区特別区税条例の一部を改正する条例(賛成多数)
日程第5 議案第58号杉並区子ども・子育て会議条例(異議なし)
日程第6 議案第60号杉並区堀ノ内東保育園の指定管理者の指定について(賛成多数)
日程第7 議案第61号大宮前体育館の指定管理者の指定について(賛成多数)
日程第8 認定第1号 平成24年度杉並区一般会計歳入歳出決算(賛成多数)
日程第9 認定第2号 平成24年度杉並区国民健康保険事業会計歳入歳出決算(賛成多数)
日程第10 認定第3号 平成24年度杉並区介護保険事業会計歳入歳出決算(賛成多数)
日程第11 認定第4号 平成24年度杉並区後期高齢者医療事業会計歳入歳出決算(賛成多数)
日程第12 認定第5号 平成24年度杉並区中小企業勤労者福祉事業会計歳入歳出決算(賛成多数)
日程第13 議員提出議案第5号 杉並区議会委員会条例の一部を改正する条例(異議なし)
日程第14 議員提出議案第6号 地方税財源の拡充に関する意見書、委員会付託省略(全員賛成)
日程第15 閉会中の継続審査事項及び継続調査事項について

以上の内容が図られ、区から提案のあった議案などは全て議決、認定、承認などされ第三回定例会は閉会となりました。

2013年9月25日水曜日

災害対策特別委員会&農業委員会が開かれました!

おはようございます 

昨日(9月24日)は、午前中に私が所属する「災害対策特別委員会」が開かれました。常任委員会に比べると議案はほぼ無く、事業の報告聴取が中心です。今回は、以下の報告案件が3件でした。

〇平成25年度杉並区総合震災訓練等について

今年は、11月24日(日)午前9時から正午まで。会場は、下高井戸2丁目の都市公園用地として杉並区が購入した旧東京電力総合グランド跡地で「総合震災訓練」が行われます。昨年は、和田掘公園で行われました。なかなか見たり体験したりと内容が盛り沢山です。お近くの方は是非来場されるとよいと思います。私は、災害対策特別委員会の委員として参加します。

また、私たちの住む地域でも、9月から11月の期間に震災救援所に指定されている小中学校で「震災救援所訓練」が行われます。
救援所では、避難されてくる方々への対応が大切で、震災救援所連絡協議会の方々による震災救援所立ち上げ訓練をはじめ、防災倉庫の資器材の確認や炊き出し、そして実施しないところもありますが「HUG(ハグ、避難所・Hinanjyo、運営・Unei、ゲーム・Game)訓練」なども行われます。

ハグ訓練は、簡単に言うと発災から避難者受け入れ、そして救援所の運営(要介護者対応、避難者の部屋割り、マスコミ対応、仮設トイレ配置、炊き出し場等)などを図上でゲーム感覚で行うイメージ訓練です。
継続した訓練が重要です。是非参加してみてください。

〇不燃化推進特定整備地区(不燃化特区)制度への申請について

東京都では、震災時に甚大な被害が想定される地域を関係自治体と災害に強いまちとするため連携して特別な支援を進めています。その事業が「不燃化特区」制度です。

杉並区では、このほど災害危険度の高い阿佐谷南・高円寺南地区をこの制度の認定を受け、不燃化領域率を高める、公園などオープンスペースの確保を進める、細街路の拡幅整備を進めるなどに力を入れようと、9月に入り東京都へ特区申請をしました。

当該地区は、従来から不燃化に対するまちづくりを進めていた地域の一部で、本事業を進めその成果などを踏まえ他の地区にも事業を拡げていこうというものです。

〇杉並区地域エネルギービジョンの策定について

ビジョンは、区民の暮らしの快適性と安全性を確保し、大規模災害が発生した時にエネルギーで困らない地域分散型のエネルギー社会を構築するとともに、省エネ・省資源を進め、環境にやさしいまちを創造するための基本的な方向を示したものです。

俗に、スマートシティとかスマートコミュニティづくりなどと言われています。

私は、先ずは「夜は寝る時間」とする社会を再構築することが必要と考えています。例えば、コンビニは、セブン(7時)イレブン(23時)なども必要ではないでしょう。

そして、9月24日の午後は、農業委員会が開かれました。

会議では、先日行った生産緑地の農地パトロールのまとめ、農地法4条、5条に関する取扱いについて等が図られました。内容は、かなりの部分公表できないものがあります。

区では、今年度に入り「杉並区産業振興計画」を策定し、区内の産業の振興に力を入れようとしております。中でも、計画の着眼点を5つ(その中の一つに、都市農地の保全と地産地消の推進)、それを踏まえての5つの目標(目標3は、都市農地の保全への取り組みをうたっています)により組み立てられていますが、農地は大きく取り扱われています。

私もこの間、何度となく区内の農地や農業に対する区の姿勢を正してまいりましたが、今後は従来にも増して、農地の保全に伴う様々な事柄に対して力を注いでまいります。

2013年9月20日金曜日

文教委員会と総務財政委員会について!!

こんにちは

いよいよ、朝晩は過ごしやすくなってきましたね。「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われています。

私が学校の校庭の緑地化(芝生化)を手掛けていた時も、俗に言う冬芝(一株一株の集合体)は夏の暑さに負けてしまうため、夏は夏芝(ランナー=匍匐茎のからみ合い)を導入し、寒くなると夏芝は枯れますから冬芝(種まきです)に転換します。その時期が、この秋の彼岸過ぎになります。生き物である植物、この夏と冬の芝の転換をうまく出来るかが校庭の緑地化のポイントになります。
今日は、ちょっとマニア的なことから入ってしまいました。すみません。

さて、昨19日は「文教委員会」が開かれました。所用で傍聴が十分できませんでした。
議案が1件。議案第61号杉並区大宮体育館の指定管理者の指定について。
次に、25陳情第11号「高円寺地域における新しい学校づくり」に関する陳情の追加署名
そして、報告8件の聴取でした。

指定管理は、公の施設の管理・運営を議会の議決を得て民間事業者等に委ねる仕組みで、簡単に言えば、公共サービスの提供を区ではなく民間事業者等の最適者を選定して行わせるものです。
その際、区は、民間事業者等の良し悪しを的確に見極め、更に適正に管理運営がされているかを十分チェックすることが大変重要です。
ここで私が考えているのは、行政改革の一手法として指定管理の導入が進められていますが、私の活動と同じく、現場主義をしっかり確保しての指定管理としないと、その事業の問題点などを正確に把握できなくなる恐れがあるということです。したがって、民間に委ねるバランスをどう考えるかが「きも」となると考えています。今はまだ、移行期であり、見る目が十分養われていないかもしれませんね。しっかり見極めてください!私も更に調査研究して行きます。

報告案件は、8つです。
(1)部活動活性化事業モデル実施について
(2)高円寺地域における新しい学校づくり計画(案)について
(3)富士見丘小学校教育環境懇談会の設置について
(4)大宮体育館の指定管理者候補の選定結果について
(5)「杉並区中学生海外留学事業」の実施について
(6)「中学3年『休日』パワーアップ教室」の実施について
(7)杉並中学生生徒会サミットの実施報告について
(8)図書館システムの障害について

残念ながら質疑を聞けませんでしたので、案件名を見て、こんな事かと思いを巡らせていますが、想像でお話しできませんので、内容の詳細はまたの機会にいたします。

本日20日は「総務財政委員会」が開催されました。議案審査2件、報告聴取1件です。
議案は、
議案第56号杉並区職員の倫理の保持及び公益通報に関する条例の一部を改正する条例
○56号は、通報できる者の範囲を拡大するものです。

議案第59号平成25年度杉並区一般会計補正予算(第4号)
○59号は、補正は20事業で主なものは、
・防犯対策の推進(振り込め詐欺犯の電話をブロックする迷惑電話チェッカー)
・体育施設の維持管理(本年12月に竣工する大宮前体育館関係費)
・地域エネルギー対策の推進(モデル地区づくりの事業調査費)
・障害者関係、子ども子育て、保育園運営、保育園入園関連、家庭福祉員、杉並区保育室整備、私立幼稚園の預かり保育、次世代育成基金の運営、保育士等処遇改善事業、安心して妊娠・出産できる環境づくり
こうした事業費に関する増額補正です。

報告は、
平成25年度都区財政調整算定の結果について

以上ですが、本日も所用のため傍聴できませんでした。




2013年9月19日木曜日

都市環境委員会が開かれました!

みなさま、こんにちは

昨日、私の所属する常任委員会である「都市環境委員会」が開かれました。

今議会中の委員会では、議案はありませんで、報告案件が8件でした。したがいまして、報告の聴取なのですが、中身は大変重いものが多く、計画などは策定済みであっても、腑に落ちない事柄も結構あるため、何点かお話をし、説明を聞きました。特に、報告の(1)と(2)と(7)について、私の考えをお話しました。

以下報告案件です。
(1)杉並区まちづくり基本方針(都市計画マスタープラン)の改定について
(2)杉並区バリアフリー基本構想の策定について
(3)子育て支援施設(保育所等)の設置に関する住環境指導要綱改正案等について
(4)京王線沿線各駅周辺地区まちづくり方針(案)について
(5)第24回東京都道路整備事業推進大会について
(6)都市計画下高井戸公園の基本計画策定の取り組み状況について
(7)杉並区環境基本計画改定案の策定について
(8)小型電子機器等の再資源化事業の実施について

(1)については、先(8月2日)に開催された都市計画審議会において諮問し、内容に異議なしの答申がされ、同日付で改定さています。したがって、内容修正はできません。よって、方針に沿ってまちづくりを進める上で考えてもらいたい具体的な話を(みどりの拠点、バス交通の充実、治水対策、景観まちづくり、地域別方針・井草地域、阿佐谷地域)いたしました。

(2)については、色々ありますがバリアフリーの基本中の基本である、道を歩く時の障害=段差の解消の手法(今は2センチの段差を縁石で直角にとっているが、縁石の形状を0㎝から2㎝に斜に作れば高齢者の押している車もスムーズに乗り越えられます)について提案しました。

(7)については、色々あるが、誰もが計画内容を読んで分かる表現(例えば、低炭素・自立分散型エネルギー?)にする様に提案しました。

その他、(3)は、大きな建物(住戸100以上造る建物を50戸以上に、住宅以外の建物で延べ面積1500㎡以上の建物を作る場合)子育て支援施設の整備を指導する。その指導基準を変更するものです。また、協議内容も明確にしました。(4)は、京王線の連続立体交差事業に伴う各駅周辺のまちづくり方針案ができたので、杉並区内の関係区域(各駅とも世田谷区で、方針案の内容の大半は世田谷区区域に関するもので一部が杉並区です)の方たちへ内容をお示ししご意見をうかがう内容のものです。(5)については、出席議員を減らし、正・副委員長のみに変更するとのことです。(6)は、区が取得した東京電力下高井戸総合グランド跡地を都市計画公園として整備するため、広く区民からアイデアなど頂き公園の概括的な姿を話し合い組織で作っている取組報告です。(8)は、本年4月に「使用済み小型電子機器等再資源化の促進に関する法律」が施行されたための再資源化事業の実施の考え方が示されました。

以上が昨日の委員会内容です。まちづくり基本方針については、昨年の一般質問などではやりましたが、やはり委員会の委員として突っ込んだ話が出来ればよかった…

今後も限られた発言時間内に、区民目線で他の委員が話さない私ならではの内容をしっかり話し、区の仕事を正していきます!

2013年9月18日水曜日

3定も委員会審議に移りました!

こんばんは

9月9日から始まりました第三回区議会定例会も12日で本会議は一旦終わり、13日より常任委員会で付託案件の審議や報告案件の聴取に移りました。

13日は、区民生活委員会が開かれ、議案1件の審議と報告案件5件の聴取と質疑が行われました。
議案は、第57号杉並区特別区民税条例の一部を改正する条例について
報告は、1.民営化宿泊施設の決算状況について
     2.区民サービス窓口整備に向けた今後の取り組みについて
     3.(仮称)杉並区産業振興基本条例の制定に向けた取り組みについて
     4.にぎわい・商機創出プログラム事業の取り組み状況について
     5.ご当地ナンバー(杉並ナンバー)の導入決定について

週がかわって17日には、保健福祉委員会が開かれ、議案2件と報告案件14件の聴取と質疑が行われました。
議案は、第58号杉並区子ども・子育て会議条例
     第60号杉並区堀ノ内東保育園の指定管理者の指定について
報告は、1.ジェネリック医薬品差額通知の実施について
      2.生活保護受給者に対するジェネリック医薬品使用促進の取り組みについて
      3.児童発達支援事業所設置助成について
      4.重度知的障害者通所施設の整備について
      5.重度障害者グループホーム整備・運営事業者の選定結果について
      6.地域包括ケアシステム構築に向けた取り組み状況について
      7.平成25年度敬老会の実施結果について
      8.認知症高齢者グループホーム等の建設助成について
      9.子ども・子育て支援新制度の本格施行に向けた取組について
     10.保育所入所要件基準表(指数)の見直しについて
     11.区立堀ノ内東保育園の指定管理者候補事業者の選定結果について
     12.区保育室ほりまつの運営事業者の選定結果について
     13.東京スマート保育・認証保育所の補助制度の拡充について
     14.子供園における3歳児長時間保育定員の拡大及び給食提供の試行実施について

それぞれ審議・質疑が行われました。
明日、もう今日になりました。本日は、私の所属する都市環境委員会が開かれます。内容は、次にいたします。
では、おやすみなさい!
 
           

2013年9月8日日曜日

平成25年第三回区議会定例会前のイベント!!


みなさま、こんにちは。




早朝から2020年のオリンピック・パラリンピック開催が決定!というビックニュースが中継で飛び込んできました。凄いことになりました。50年前、私は中学生で、地元の青梅街道を聖火ランナーが走ったのを今でもしっかり記憶しています。凄い感動でした!

今後7年後の2020年の東京オリンピック・パラリンピックでも、また同じように聖火が目の前を通るのを子ども達に見せてあげたい、あの時の私の感動をみんなに感じてもらいたいです。聖火を見られるようにする!そんな努力をしてみようかと考えています。




今日は、井草地域区民センターのおまつりに地元の方々がお店を出していましたので、お手伝いに伺いました。雨も凄くならずに助かりました。


その後、私が区の造園技術職として整備に関わった蚕糸の森公園で第68回国民体育大会(スポーツ祭東京2013)のデモンストレーション競技である「ガーデンゴルフ」が行われて居りましたので、最後の表彰式に伺いました。
このガーデンゴルフは、杉並区が発祥の地です。

今後は、10月6日に上井草スポーツセンターでラジオ体操が行われます。
また、第13回全国障害者スポーツ大会のオープン競技であるユニカール(体育館で行うカーリング)が、9月29日に同じく上井草スポーツセンターで行われます。






なんと!私も国体のデモンストレーション競技ですが、10月6日に三鷹市で行われるパドルテニスの大会に出場します。




そしていよいよ明日午前10時、平成25年第三回区議会定例会が開会します。

私は、区の24年度決算の審査で、9月30日から始まる決算特別委員会の初日から歳入についての質問に立ちます。そして、その後2回、生活経済費、都市整備費、教育費などに対して質疑を行う予定です。

2013年9月3日火曜日

いよいよ第三回区議会定例会がはじまります!!

みなさま 残暑お見舞い申し上げます!

第三回区議会定例会の話をする前に、

9月3日・4日で「杉並区敬老会」が開かれています。今年のゲストは、三遊亭圓歌師匠とコント山口君と竹田君です。このところ、歌手が多かったので、どうかと思っていましたが、皆さん大変楽しそうでした。












さて、第三回定例会は、来週の月曜日9日に開会します。

今議会は、常任委員会(都市環境委員会)と特別委員会(災害対策特別委員会)、そして決算特別委員会での質疑に集中してまいります。

これまでは、保健福祉委員会に所属しておりましたので、毎定例会では多くの議案審査があり大変でしたが、今年は少し余裕が生まれました。

8月30日の招集通知によれば、条例改正2件、条例制定1件、補正予算(第4号)1件、区立施設運営への指定管理者の指定2件、平成24年度各会計決算5件、区長の専決処分2件、工事契約金額の増額専決処分5件、報告1件、という議案等を審査、議決する予定です。

特に、9月30日からはじまる決算特別委員会では、全議員による昨年度執行事業の審査と来年度予算編成につながる質疑が行われます。
私は、この間の予算審議や決算審議で正してきた事柄で、明確となっていない区の考え方や対応策について、あらためて取り上げていきたいと考えています。

議会予定は、本会議が9月9日から12日、都市環境委員会が18日、災害対策特別委員会が24日、そして決算特別委員会が9月30日から10月9日、本会議が10月10日に開かれ閉会の予定です。

決算審査では、区民の立場に立ってしっかりと質疑を行ってまいります!!

2013年8月1日木曜日

平和都市宣言25周年記念式典

みなさま、こんにちは。

暑中お見舞い申し上げます


さて、今日から8月、夏本番となりました。でも何か夏らしくない夏ですよね。気温だけは確かに高温となり、熱中症という言葉が当たり前のように聞かれるようになりました。

パキスタンの夏は、軽く50度を超えると記憶しています。随分昔の事ですが、タクシーに乗ったら暑いのにエアコンが無く窓は閉め切りになっており、たまらず窓を開けたら熱風が押し寄せてきて、慌てて窓を閉めた覚えがあります。そんな国でも、ラマダン中でさえ熱中症で倒れる人を見掛けませんでした。確実に東京は熱帯化していると思います。このままでは困りますね…  まちを冷やすことを真剣に考えなくては。

本日は、私が公園緑地事務所の所長時代に整備した、天沼弁天池公園を会場として「杉並区平和都市宣言25周年記念式典」が行われ、私も区議会議員として出席いたしました。

今回の式典、とても良かったと思います。何がというと、通常の挨拶はともかく、10年前に埋設されたタイムカプセルを開き、複数の方のメッセージをご本人に紹介していただいたり、地元の小学生や中学生がカプセルに入れる未来に向かってのメッセージ紹介、そして、桃2小の早朝合唱・合奏クラブの児童による歌と演奏があり、暑い中でも式典の時間を気にせず参加できました。来られていた多くの方々も同じような感想を持たれたと思います。

そして公園内にある池には、平和を象徴するかのようにカルガモのヒナ11羽が母鳥と一緒に楽しそうに泳ぎ回っていました。



杉並区の平和都市宣言を紹介します。

「杉並区平和都市宣言」


世界の恒久平和は、
人類共通の願いである。
いま、私たちの手にある
平和ゆえの幸せを永遠に希求し、
次の世代に伝えよう。
核兵器のなくなることを願い、
平和都市を宣言する。

昭和63年3月30日
杉並区


この平和都市宣言を行った背景には、昭和29年(1954年)ビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験により、近くでマグロ漁を行っていた「第五福竜丸」の乗組員が放射線被ばくを受け、その後死者まで出たことがきっかけとなり、出来たばかりの「杉並区公民館(現在の荻窪体育館の場所)」を拠点にはじまった原水爆実験禁止署名活動は、その後全国に広がり2000万人を超える署名を集める空前の平和運動へと発展しました。
こうしたことから、荻窪体育館前には原水爆禁止運動発祥の地を表す「オーロラの碑」が設置されています。