2010年12月28日火曜日

慌ただしく12月、そして今年も終わろうとしています

今月は、自由民主党本部にある写真撮影室での自由民主党幹事長石原伸晃先生との写真撮りに始まりました。
そして、大勢の審査委員のもとの公認審査会に望み、大変緊張した中での様々な問い掛けへの回答、あまりの緊張に話の内容などよく覚えていないありさまです。結果は、おかげさまで公認の内定をいただくことが出来ました。ありがとうございます。精一杯頑張ります!
10月の下旬に期限が来て剥がして以来、私のポスター(個人)はまちで見ることが出来なくなっていました。急に個人ポスターがまちから消えたため、浅井はやめたのか?との話も流れていました。そしてここに来て政党ポスターが完成しました。

今度は、一人の顔ではなく、「素晴らしい公認候補者」とお話しを頂いた石原伸晃先生とのポスターが完成しました。完成ポスターを眺め、これから更に頑張らなくては、と心を引き締めています。
本日、正式公認が伝えられました。ありがとうございます。
そして、この間様々なご支援を頂戴している地元をはじめとする方々には、謹んでお礼申し上げます。地域のため、杉並のために精一杯力を出して参ります。来年は、卯年‘ぴょんと’飛躍の年にします!
更なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。
皆さまよいお年をお迎えください。

2010年12月6日月曜日

善福寺川の源流「遅野井湧水」

今日は、善福寺風致協会の歴史を記念した記念碑「遅野井湧水の碑」の除幕式が関係者の参加で厳かに行われた。
善福寺風致協会の歴史は古く、様々な事業・行事が行われてきた。
私が一番記憶に残しているものは、何と言っても「花火大会」である。幼い時見た打ち上げ花火はもとより、仕掛け花火の「ナイヤガラの滝」の素敵だったことを今でも鮮明に記憶している。
そのほかでは、貸しボートやホタルの復活作戦などがある。
どれをとっても、関係者の努力があってのもので、周辺に住む住民は皆その事業の恩恵を少なからず受けて楽しんだものである。
近年になり、様々な社会経済情勢の変化から協会が解散することとなったと聞く。
その功績は大変大きいものがあると考えている。ありがとうございました。

樹木に感謝しながら、楽しいひと時でした

 気持ちの良い秋晴れのもと、井草森公園等で恒例となった一般区民やボランティア、区みどり公園課による「落ち葉感謝祭2010」が12月4日(土)に行われた。
この日のために落ち葉掃きして溜めた落ち葉を入れた「落ち葉プール」には子どもたちが大声をあげて飛び込み、日頃触れられない一杯の落ち葉の感触を楽しんでいた。
そのほか、公園の周辺に落ち葉が飛び散っていることから隣接する家屋の前などを掃き掃除したり、公園の樹木の剪定作業で出た剪定枝を使っての工作、ドングリや松ぼっくり、フジのつるでクリスマスリースづくりと、盛り沢山な催しに来園した親子が楽しんでいた。私も暑かった今年の夏に木陰をくれた樹木に感謝しながら、みんなと落ち葉掃きをした。来年も元気に新品の葉を一杯出してください樹木ありがとう!


落ち葉感謝祭に参加後、善福寺のO氏宅で恒例となっている周辺住民との「餅つき」に参加しました。
今年は、汗ばむほどの天気の中、大勢の人が代わる代わる杵を持ち、よいしょ・よいしょの掛け声で餅をついてつきたての餅をほおばった。
私は、写真にも映っている区指定の貴重木である大ケヤキを毎年元気なのかを見ながらお邪魔している。
それにしても、周辺住民の交流の場にもなり、餅つきから始まった会は夜遅くまでみんなが入れ替わり立ち替わり訪れて、にぎやかなひと時である。隣は何をする人ぞ的な現代社会にあってO氏の心意気は貴重だし、周辺住民の交流の場となり色々な話が出て時の過ぎるのも忘れてしまう。
また来年も参加しよう。

2010年12月3日金曜日

オオタカです!

今日は、朝から嵐のような雨が降り、側溝の雨桝のスリット部分に落ち葉が溜まり家の前が海の様になった。早々落ち葉掃きをする。
そして、家の前の屋敷林を見上げれば、オオタカです。相当濡れたと見えて羽を乾かしています。そこえカラスが数羽、侵入者と捉えて攻撃しています。小鳥は皆逃げていきます。
Z公園の隣の屋敷林にはよく居るのを確認していましたが、自宅の前では初めてです。
それにしても夏にはアオバズクが毎年飛来して毎晩のようにホッホー、ホッホーと鳴いている森、私が生まれてから初めてこの森でオオタカを見ました。でも、もしかして気付かずにいただけなのかも知れませんね。森の所有者と一緒にオオタカを眺めながら、町における屋敷林の大切さを話しました。所有者は、オオタカの居る森、誇らしげでした。
…このままずっと森を持ち続けて頂きたいものです。でも、大都市においては、個人任せにしておくのは今の時代大変困難と考えています。何とかしなくては…。

2010年11月28日日曜日

落ち葉の時期になった

まち中の屋敷森や街路樹の周りは落ち葉が山の様になっている。落ち葉の季節は今年もやっぱりやって来た。この情景を昔は当たり前に受け入れ、竹箒を持って落ち葉掃きをしたものだ。今でも地方では当たり前にされており、更には、ためらいなく自分の家の前だけでなく掃いている。
それがどうして都会では落ち葉掃きの多くが無くなってしまったのか?
都会人の心の貧しさなのか、多くは迷惑もの、厄介ものになり、葉を落とす樹木が嫌われてしまう。
今年の様な耐え切れないような暑い夏、木陰で涼んだことを忘れてはならない。
区の呼びかけによる12月4日の「落ち葉感謝祭」に私も感謝の気持ちを込めて参加する考えだ。みなさんも参加することや家の周りの落ち葉を掃こう!

2010年11月9日火曜日

個人ポスターの掲示期限

急に秋も深まり朝晩は身が引き締まるほど寒くなった。夏に急遽作成し、支持者宅にお願いして掲示した個人ポスターも改選6カ月前を切ったため、まちから姿を消すこととなった。選挙の仕組みは、どうしても現職の方が有利になっている。無所属で私の様にこれから選挙に挑戦しようと思う者にとっては、選挙への挑戦ノウハウがまったく無いことからスタートライン(立候補届を出す)に立つまでに様々な勉強をし、多くのハードルを越えなければならない。
これから来年の4月までの短い期間を大切にしながら活動をして行かなければ栄光のゴールへは辿り着けないと考えている。頑張るしかない!

2010年11月4日木曜日

様々なまちづくり・みんな元気!

昨日、杉並区のまちづくり助成を受けている団体の活動状況見学と意見交換する会が行われた。文化の日、スカッとした秋晴れの中地域では様々な催しが行われていた。その催しの中の一つで「まちづくり」に関する催しであることから参加した。
我が「まちづくり上井草」は、区のまちづくり条例に基づきテーマ型まちづくり協議会として初認定を受けたこともあり代表以下3名で参加した。
会が始まると、参加団体のメンバーの方で、私の現職時代にボランティアとして活動していた方がおられたり、活動フィールド見学に行くと昔(20年近く前)のまちづくり協議会メンバーのお店がまちづくり活動の舞台になっていたりと、久々に「一緒に汗を流したひと」とお会いすることができた。意見交換会では、みんな活発に活動内容を説明し、元気がみなぎっていた。集まったみんなからパワーをもらった一日である。

2010年10月25日月曜日

生物多様性の保全など

このところ自然環境保全への取り組みが新聞などで大きく取り上げられている。なかでも、生物多様性の保全に関する取り組みがクローズアップされている。
特に、企業は、景気の低迷など経営に大きなダメージを受けている中での取り組みであるが、取り組み如何では企業イメージを大きく向上させることができる。そのため、積極的に様々な取り組みを進めている企業もある。
ただ、開発などのマイナス部分をどうしても何かで肩代わりさせようと考える傾向にある。他の取り組みを例に出せば、二酸化炭素の排出量抑制では、排出権取引によるすり替えやカーボンオフセットなる取り組みを生み出している。
生物多様性の保全に関しても、生物多様性オフセットなる考え方の導入が話されているようだ。なんでも金で解決しようというところに人間の人間らしさが出ていると思う。
国はどうだろうか?名古屋で行われているCOP10、どの様な新たな目標になるのか注意深く見守りたい。

(私個人としては、暗くなったら眠り、カメムシに食害された米を食べ、虫の食べた痕のある野菜を食べればよいのではないかと考えている。が、難しいだろうか…)

2010年10月18日月曜日

隠れた素敵な博物館

文京区本郷3丁目から歩いて直ぐにある博物館に行ってきた。歴史を感じさせる塀に囲まれ、敷地へ入る入り口の門も改修されているが昔の門も保存されている。そこは、天下の東京大学だ。敷地の外れに「東京大学総合研究博物館」がある。
今回の目的は、併設展「昆虫標本の世界~採集から収蔵、多様性保全まで~」と題した展示を見るために行った。
入館は無料だった。昆虫展は、思ったよりコンパクトにまとめられ、感想としては、じみだった。子どもや普通の方ならなるほどと思う展示である。なかでも、五十嵐コレクションはファーブル昆虫館で行われた特別展示を見ているので物足りなさがあった。
また、常設展は、古代人の人骨や土器、石器などが沢山展示され、これは一見の価値があるものだ。特別展は、「火星ーウソカラデタマコト」と題した展示がされていた。ここは、先日おおきく騒がれた「はやぶさ」まではいかないまでも、火星探査機や地表探査車両の模型等が展示され、火星がなぜ赤いのか?等の説明がされていた。一番驚いたのは、火星からの隕石が置かれており、大きめのスイカ程で持とうとしたがとっても重くて持ち上げられなかった。
こうした普通の人に知られていない(私だけなのかも)博物館が、まちなかにある事を発見した。そして、もっと多くの人が見学に行くとよいと思う。とても勉強になった。今度は、牧野富太郎博士が研究した東大で博士の展示をして欲しいものだ!

2010年10月8日金曜日

天候に影響される虫

めっきり涼しくなた。例年、この時期のサクラには、毛虫の食害で葉が付いていないことが多い。今年は、「モンクロシャチホコ(蛾)」の食害があまり無く、枝には綺麗な形の葉が一杯付いている。毎年、毛虫の糞が大量に落ちており、雨が降るとサクラの木の下は「アンツーカー」の様に赤茶になり汚らしい。
今夏は、猛暑日や真夏日の日数がこれまでの記録を塗り替えるなど、本当に暑かった。また、雨が一月近く降らないという異常気象でもあった。そのため、モンクロシャチホコの蛹や卵が羽化や孵化せず、大量の幼虫による葉っぱの食害が起きなかったと推察する。少雨現象の中、毛虫による葉の食害を受ければサクラのダメージも相当のもので来春の花の開花にも影響が出ただろう。
今年の蛾の発生状況から毛虫が少なく、土中に潜って蛹で越冬する数も少ないはずで、来年はモンクロシャチホコの発生は低調になると考えている。絶滅は困るが、大量発生しない程度に生息してもらいたいものだ。
困りもののもう一種類、ツバキ類に多く発生して毛でかぶれる「チャドクガ」の毛虫、2回目の発生時期が同様な天候であったため、同じように多くが死滅してくれているとよいと考えている。
私たちにいやな思いやダメージを与える虫、これらを「害虫」と呼んでいる。しかし、自然の中では生物多様性の一端を担っていることには間違いない。そして、害虫も主には数の問題で、多ければ害虫、少なければ問題視されないのである。
また、他の多くの昆虫もまた今夏の異常気象の影響を受けているはずで、本来東京に居ないはずのものが来年発生することがあるかもしれない。最近の例は、あたりまえになってしまった「ツマグロヒョウモン」や「アカボシゴマダラ」などのように、在来種の生息を脅かすような事が起きないことを願っている。
こうした虫の生息変化は、人間生活にもボディーブローの様に影響してくることを真剣に捉えなければならないと考えている。

2010年10月3日日曜日

井草のとっても素敵な神輿

今日は、心配していた天気も問題なく晴天となり、井草八幡宮の宮神輿の渡御(とぎょう)が予定通り行われた。各丁場から選ばれた神輿係が宮出しを行う。神輿の宮出しで私は名誉の鼻棒を担げた。

2010年10月2日土曜日

祭り・その2

地元「井草八幡宮」の祭りが実質昨日(宮神輿の渡御は3日の日曜日午後1時から)で終わった。今年は、自分の丁場の屋台で演奏する囃子より、お宮での奉納囃子の時間の方が長かった。他の丁場の方と一緒に囃子をするため緊張感があり良い経験になった。
地元の祭り囃子の流派は、私が属する「西林流速間(はやま)囃子」と「田淵流中間(ちゅうま)囃子」がある。その歴史は中間の方が古いという。しかし、現在残っている連中(グループ)は、速間の連中の方が多いようだ。
祭り初日の宵宮(よみや)には、奉納囃子を互いに行った後、懇親会が行われ一緒に酒を酌み交わしながらひと時の懇談をした。そして皆が、後継者不足を一応に感じている。現在の長老たちが囃子を習った時は、仕事以外の余暇の楽しみはそう多くなかったと聞く。したがって、夜に囃子の練習をしながら地元の仲間と話し、酒を飲むなどが数少ない楽しみの一つであったようだ。
近年では、楽しむための方法は無数にある。そして、家業を継ぐなど地元での仕事から会社勤めの人が大半になっているため、人付き合いも地元以外が多くなっている。必然的に夜に皆が集まって囃子の練習をすることが難しくなって来ている。更に、一人抜け二人抜けと、連中の人数も減る一方である。
最近は、小学校と調整して小学生への囃子指導があちらこちらで行われるようになっている。ただ時代を反映して、高学年になると塾や別の習い事などに時間が振り分けられ、囃子から遠ざかる子が増えてなかなか定着しないのが現実である。更に、それなりに囃子が出来るようになっても、社会人になり転勤などとなれば離れてしまう。お雛様の人形飾りに「5人囃子」があるが、5人一組を育てることは今の時代大変困難な状況である。
お宮で参拝客を前に囃子を演奏すると、とっても多くのギャラリーが集まり喜ばれる。お祭りには、お囃子が付きものであることを皆は知っていて、威勢の良さを求めているのであろう。一囃子(ひとはやし)終えて多くの人の拍手を浴びると、この伝統芸能を地元の多くの先達たちが次の代に引き継いできたのであり、この先も井草囃子を絶やさぬように精進するとともに後継者を育てることが私をはじめとした現役に求められていると感じる。

2010年9月27日月曜日

風土に合った落葉樹、葉っぱに感謝!

遅れた秋の長雨がやってきた。それと共に気温が一気に下がり震えるぐらい寒く、身体が気温の変化について行けていない。あの暑かった夏の疲れがどっと出てきそうで怖い。
家の前にある桜は、早くも葉が紅葉し始めている。私を救った木陰を提供してくれた木々が、季節の変化を敏感に感じとり、冬に向かっての態勢を整え始めている。次には、落葉樹の紅葉の時期になる。そしてその次には、多くの人に嫌がられる落ち葉の時期がやって来る。春の花見と同様に秋の紅葉狩りと、人は身勝手なものだ。私には、樹木に感謝する時期であり、家の前を竹ぼうきで掃く時期だ。
最近のまちの緑化を見ると、落葉樹よりも常緑樹を植えるケースを多く見かける。これは落葉を意識しての植栽傾向だと思う。しかし、常緑樹と云えども落葉しない訳ではなく、一時期に集中して落葉しないだけで、古い葉は一年を通してパラパラ落とすものです。東京特に杉並などでは、本来落葉樹が風土に合った樹種であり、代表格のケヤキが良好に育つ環境が私たちも健康に暮らせる生活環境であると云われている。
ところが、こうした地域に目新しい樹種や強剪定に耐える樹種、病虫害が少ないなどの外来樹種を植えることにより、本来の生育地では無かった様々な事柄が起きてくる。その一例として、今は沈静化したがアメリカシロヒトリの大発生がある。最近では、アメリカハナミズキの汚らしい「うどんこ病」、プラタナスの葉の汚らしい黄化の原因が「グンバイムシ」の大発生によるものである。
商業ベースで考えれば、売れることが大事であろう。しかし、土地土地の風土に合った物を研究し、在来の物を中心に改良するなどが必要ではないだろうか。花粉の出ない杉の開発など、問題の根っこを見誤らないようにしなくてはならない。それで森林が大丈夫なのか、林業は成り立つのか、大気汚染は解消されるのか…。
話は戻って、木陰を作ってくれた葉っぱに感謝して落ち葉掃きをする時期が来た。そして、また来春には新品の葉っぱを元気良く一杯出してもらいたい。葉っぱに感謝!

2010年9月20日月曜日

都市公園の維持管理

二日続けて公園を散歩している男性からZ公園の照明灯が点かず、管理事務所に話をしてもちゃんと対応してくれない、との話を聞かされた。照明灯は、照度基準に基づいて必要な灯数が設置されている。公園灯は、夜間の利用上、防犯上重要な施設である。
何時でも、誰でもが利用できる都市施設である都市公園は、安全でなければならない。こうした観点に立てば「直しを業者に依頼しています」「点かないことを知らせる貼り紙をしています」という説明では、公園を利用者の立場に立って維持管理をしていますと、胸を張っては言えないのではないか。よほどのことがない限り、臨時に点けっぱなしにしておくことはできるはずだ。そして、それを知らせる貼り紙では。
また、更にその男性は、公園を掃除するのに箒を借りようとしても、好い顔をされないと言っていた。本来、住民の物である公園に住民が維持管理にかかわろうというのであれば、どんどんお願いをして良いのではないだろうか。公園の維持管理、迅速性と住民との信頼関係を基に行われる事を望みたい。

2010年9月15日水曜日

日本の森林が外国の飛び地化している

近年、主要な森林地帯で外国企業などによる広範囲な森林購入が進んでおり、その問題性にマスコミなども気づき、一部報道をするようになった。土地の権原取得ではなく、所有権取得であることから、地表面の樹木だけではなく上空はもとより、地下の水をはじめとしたあらゆる資源も日本の思うようにならなくなってしまうのではないか。
国内の林業は危機的状況にあり、特に民有林は条件が良ければ相手を選ばず売り払っているようだ。…気が付いた時には、国土の森林の殆どが外国の飛び地になっているのではないかと、私ですら危機感を募らせている。
いっそ、都市の屋敷林を買ってくれないだろうか。ビジネスや価値観などから実現することはないだろう。しかし、日本人として、都市に暮らす住民としては、日本に愛郷心などない外国人とは違い、都市内の歴史ある屋敷林の価値などを理解し、保全するために行政予算を投入することへOKの意思表示はできるだろう。少なくとも、遠くの緑は素敵だし残そう、隣の緑は問題性だけに着目して要らない、などの個人主義は捨てようではないですか。さもないと、気が付いた時には都市の緑だけでなく山の緑もとんでもない状況になってしまいそうです。

2010年9月10日金曜日

町山を残そう!

近年、「里山」が注目を集めている。人の暮らしと自然が調和した環境、小川や田んぼ、雑木林などを含む丘陵地周辺を指して言われることが多い。カエルやドジョウ、メダカ、昔はホタルなども生息していたでしょう。林は、薪炭林として萌芽更新されるなど人の手が入っていました。当然、落ち葉も利用されていました。しかし、時代の変遷に伴い徐々に里山は山里へと後退して行き、私たちの生活から離れた存在となってしまいました。
「町山」この言葉は、ほぼ聞かないフレーズです。しかし、杉並でも半世紀前頃までは、屋敷林を「やま」と呼んでいました。裏(母屋の北側)のやまへ行って薪を拾ってきてくれ…。これは、私の育った地域なり場所だけで呼ばれていたとは考えていません。屋敷林は、南に開け、カキやユズなどの実がなるものが植えられ、東の一部には竹林、北・西はこんもりとケヤキやスギ、ヒノキ、イチョウが生え、更にはクリの林までありました。季節によりタケノコやクリ、銀杏など食物が採れていました。そして周辺から見ると、まさにこんもりと山のように見えていました。
これこそ、今の住宅地化してしまった町に今なお残る大切な自然的環境です。ビオトープという場所づくりがもてはやされ、水、トンボありきと考える方も多いと思います。こうした場所も都市では大切です。ただし、手を掛けずに野放しにしてしまっている所も多く、住宅地の中では問題化もしています。創り出した環境はその場所に適応するために変化します。それを踏まえて適切に維持管理をすることが必要です。このことを念頭に置いて創られることを願っています。
その点、何百年とその風土に合った状況で育ってきた「町山」=都市の森=都市内の「屋敷林」は、今の時代ですら「アオバズク」が飛来して初夏の夜遅くまで鳴いています。この町山こそが都市におけるビオトープであり、様々な生き物を育む貴重な場所で、周辺環境の維持・改善に重要な役割を担っているものです。どんなことがあっても、町に暮らすみんなの環境財産として屋敷林を守り、残さなければならないと考えています。

2010年9月6日月曜日

小学校の教室へのクーラー設置

猛暑日の連発により、9月の新学期に入って教室の冷房化が新聞やテレビでも大きく取り上げられている。学校を訪ねて教室で会議をするにも、とっても暑い。私が小学生であった時の記憶では、暑かったが特に気になるような事は無かった気がする。
色々考えてみると、一つは、校舎が木造であったこと。もう一つに、校舎が南向きであったが、大きな落葉樹が校舎に沿って列植され生い茂り、教室を木陰で覆っていたことを思い出す。今の学校の状況と照らしてみると、確実に今の方が夏の高温に対しては不利な教室となっていることが分かる。生活様式が変わった今、自宅にはクーラーがあり暑ければ涼しくして過ごしている訳で、学校では相当つらいだろう。
夏は、暑くて授業に集中できないなどから夏休みはあるのだろう。最近では、校舎への「みどりのカーテンの設置」「屋上の緑化」など、コンクリートで出来た校舎に直射日光が当たり蓄熱などすることを抑える対策も様々行われている。更に条件の良い学校では、校庭を緑地化(芝生化)することで気温上昇を抑えている所も増えつつある。
昨夏の政権交代に伴い、日本国として国内の地球温暖化防止対策の一環としてCO2等排出量を1990年比で2020までに25%削減を目指すと、国内をはじめ国際的にも果敢な目標を打ち出していた。さて、1年が経ち、あの時の公約は何処に行ったのか?そのための取り組みは…?
単に暑くて勉強できないから、と云うことだけで快適なクーラー設置教室を確保するのではなく、その快適空間を積極的に活用して日頃出来ないような学習をするのもよいと考える。暑いので夏休みと云うのではなく、休みを減らしてでもクーラー教室を活用し、「追い付け追い越せ」的に頑張っているアジア諸外国との国際競争に置いて行かれないためにも、大胆なこども教育を行う必要があると考えている。

2010年8月31日火曜日

これからの杉並区改革…

昨日、阿佐谷に久し振りに行った。パールセンター中程にあるロフトAで「これからの杉並改革にもとめたいこと」と題したトークイベントがあった。田中良杉並区長を囲んで様々な思いのある区議などが新区長から話を引き出すものであった。
参加は、区長の外、保坂のぶと氏(前・社民党衆議院議員)、原田あきら氏(杉並区議・日本共産党)、すぐろなお氏(杉並区議・みどりの未来)、横田政直(杉並区議・みんあの党)、木下泰之(世田谷区議・無党派市民)、松本哉(高円寺の商店主)、平野悠(ロフトプロジェクト代表)であった。間違っていたらごめんなさい。
みながそれぞれ思いを述べ、それに区長がこたえるスタイルでプログラムは進んだ。なかでも、区議さん3名の話は、私にはとても個人評価するのに参考になった。議員と職員定数削減・・・、この人は本当に分かっているの?議会はもっと面白い所と思っていた・・・、議員は面白い人が一杯居るけど議会って面白い所?貯金と借金の関係、ずーと住んでる人ばかりかな?歴史教科書ね、本当のことを教えないと。
休憩を入れて第2部では、まちづくりや商業振興、旧緑地(たぶん参加者の90%以上の方は分からない話でした)などの話、来場者からの高齢者福祉についての話と、酒も回ったのか途切れることなく話が弾み、眠る間もなく3時間が過ぎた。借金がどうのと云うが、杉並区の約1500億円の一般会計予算に占める保健福祉への金が、その50%を超えていることを話してくださいよ。

2010年8月30日月曜日

お祭り

地域では、いよいよ秋のお祭りに向けた準備が始まりました。井草八幡宮の祭りは、境内が広く出店が沢山出ることから、こどもの楽しみにしている行事でもあります。
私が20代の時だったか、大祭・流鏑馬など大きな行事が重なり、また、天気が悪く行事が順延したりで5日間程続いたこともありました。今では、そこまで長い期間祭りが続くことはなくなった半面、2日で終わってしまうのは少し淋しいです。
こどもの頃は、ショウノウ船、ヤマブキ鉄砲、ライギョ釣り、見せ物小屋、型抜き、金魚すくい、綿あめ、カルメ焼き、べっ甲飴、ベビーカステラなどなど、どれも興味心をそそる店が多かった気がします。最近では、私が興味を無くしたためか、食べ物のお店が大半な気がします。食べ物なら間違いなく売れるということなのでしょう。
一方、今後も祭り自身は催行されるでしょうが、祭りに付きものの囃子は5人一組で演奏することから、一人欠けても囃子にならないのです。しかし、後継者不足で今では生の囃子を聞けない町も増えてきています。当事者だけではなく行政をはじめとした色々な関係が努力して、日本独自の伝統芸能を何とか残したいものです。

2010年8月26日木曜日

環境財・都市農地

大都市東京の農地は、作物の生産の場であるだけでなく、都市環境の維持・改善になくてはならない環境財です。特に東京では、後者の存在価値が大きく勝っています。
杉並の畑で作ったキャベツを1個1000円で販売したとしても農家では採算が取れないでしょう。それでも先祖代々受け継いできた農地を頑張って耕し作物を作っている農家。私は、農家でもなく農業音痴であるが、こうした農地が残っていることで家の周りの生活環境が悪くならないで居ると考えています。
最近では、この都市農地に関する制度や仕組みを見直そうという動きがあります。大都市東京の区域内にある農地をこれ以上減少させないためにも、国をはじめとした行政の取り組みに期待したい。
また、都市内の微気象改善の働きが期待される屋敷林についても、保全に向けた制度や仕組みづくりへの取り組みが同時に行われることを願っています。

2010年8月25日水曜日

みどりのカーテン

今日も暑くて猛暑日だったと思う。雨が降らないのが一番困る。プランターによるみどりのカーテンは、このところ、日に2~3回水遣りをしないと葉が萎れてしまう。雨水貯留槽はとっくに空となっている。前にも書いたかもしれないが、雨水タンクを設置して6年になるのに空になったのは初めてだ。今年はいつも空だ。
この時期、キュウリはさすがに終わりで葉が枯れ始めている。ゴーヤは、ここにきて葉が大きくなった。今日は、クサギカメムシ、ツマグロヒョウモン♀、スジグロシロチョウが訪れた。今年は、ゴーヤの出来が今一つ、その代わりにキュウリは大豊作だった。肥料の関係かもしれない。来年は、後半に備えてヘチマにも挑戦してみようか考えている。やー暑いなー!私は、暑いのが大の苦手なんです。

2010年8月23日月曜日

ケヤキの大木

今日は、区内の旧家にお邪魔をしました。伺って玄関で、ハッとしました。かれこれ6年ほど前になるが、周りの方からの落ち葉がひどいや衛星テレビが見えないなどの話が強く寄せられたため、また、そうした話の中で維持していて枯れ枝が落ちて自動車や人に危害があってからでは遅い、と云うことから根元から伐採されたケヤキの所有者宅でした。
要件を済ませた後、ケヤキの話をすると、重い口を開いて話してくれました。本音をです。それは、切りたくなんかなかったんですよ!
こうした事例は、至るところにあります。遠くの緑は残そうよ、隣の緑は要らない、そんな人が多いのではないでしょうか。
何とかして何百年と育ってきた樹木を、その場所で枯れるまで生かしてやりたい。こんな気持ちなのは私だけなのだろうか?

2010年8月22日日曜日

竹細工

今日は、地域のこども向け行事の応援を頼まれ善福寺公園に行く。急な話であったため少し遅れて行くが、未だ始っておらず沢山のこどもたちが行事の説明を聞いていた。
竹細工は、水鉄砲、竹箸と器、竹トンボ、けん玉、の四つのコーナーがあり、それぞれのグループに分かれておもちゃなどを作る。
私は、けん玉担当になる。竹にマジックでしるしを描く、のこぎりで竹に切れ目を入れる、竹を切る、竹を割る、ドリルで紐を付ける穴を開ける、切った竹の縁を紙やすりで磨く…。どの作業もこどもには難しそうで神経を使う。出来上がった子供からけん玉をやらせるが、なかなか上手く入らない。でも、こどもは早い、直ぐに要領をつかみ上手く出来るようになる。みんな、笑顔、笑顔、ケガをしないで良かった。それにしてもこどもの笑顔は好いな…。経験することが大事ですね!

2010年8月21日土曜日

杉並のチベット

この言葉を久しぶりに聞いた。よく考えてみると、私が育つ過程で周りの大人の人からよく聞いたフレーズです。チベット、その国の人には怒られるかもしれないが、その意味するところは、中心都市などから離れていて様々な行政サービスなどが行き届いていない、と感じている気持ちのあらわれと思います。
行政サービスは、住民に平等で公平に与えられるべきです。行政境の地域であったりすると、住民利用の施設づくり等が敬遠されたりしてきたのではないでしょうか。
今後は、置いて行かれている地域だ的な意識を払拭するためにも、もっと行政も柔軟に、隣どおし、行政サービスの提供に連携して行くべきで、施設づくりだけではなくコミュニティバス路線など良い例と考えています。

2010年8月18日水曜日

夏真っ盛りだけれど…

8月も中旬になった。まちでの夏祭りなどは大体終わり、お祭りの時期に入ってゆく。
トマト、イチゴ、さんま等の食べ物など、身の回りの物は季節に関係なくいつでもある時代となった。でも、ある意味季節感が薄れてゆくように思える。そんな中、伝統あるお祭りは、やっぱり季節をしっかり感じさせる行事だ。今年は井草八幡宮の神輿が10月3日に青梅街道を練り歩く予定と聞く。大太鼓の響きは、日焼けした気持ちを引き締めてもくれるだろう。

2010年8月17日火曜日

キャベツの苗全滅

やー今日もとんでもなく暑い!
雨が降らないので、折角のキャベツの苗が全滅した、と農家の人が嘆いていました。目を横にそらすとキュウリも水枯れしそうな状況でした。水分が無いとキュウリも大きくならないんですよね。そんな話を聞いている私も水切れ状態で、木陰に避難しました。
自宅の雨水貯留槽は今年2回目の水切れ、本当に雨が降らない。ちょっと異常な天気ですね。

2010年8月16日月曜日

腕にしている時計が熱い

今日も猛暑日に間違いない。ポスター貼りに町を自転車で走り回っていたが、ふと腕時計の温度計を見ると40度を表示していた。これは暑い!
顔からは玉の汗がこぼれ続け、さすがにダウン寸前になる。でも凄いもので、屋敷林の北側の木陰は涼しいんですよね。今日は、ビールがおいしく飲めるな。

2010年8月15日日曜日

今日は猛暑日?

今日はとにかく暑い。でも、季節は確実に移り変わっているようだ。あんなに暑苦しく鳴いていたクマゼミの声が聞かれなくなった。代わりに秋が感じられる頃まで残るツクツクボウシが鳴き始めた。早く涼しくならないかなー!

グラウンドや校庭の芝生は今が正念場。あまり病気の症状など見られない。それよりも雨が降らないのは厳しいな。あと一月耐えれば涼しくなり息を吹き返せる。そこまで持ち応えられればいいんだが。

みどりで室温調節

夏場の居間の室温上昇対策に昨年より「みどりのカーテン」を設置しています。5度程違うでしょうね。

昨年より今年の方が全体的な成績は良いです。育てているのは、キュウリとゴーヤで、キュウリは随分生りました。ゴーヤはなりが昨年より悪いです。ゴーヤにカメムシが何匹もたかっています。

緑のカーテン