2013年3月23日土曜日

中学生が小笠原へ出発!!

こんにちは

今日は、今年度設置された「杉並区次世代育成基金」活用事業の「杉並区中学生小笠原自然体験交流」で28名の中学生が元気に小笠原の父島目指して竹芝桟橋から出発しました。

                             
出発に先立ち、出発式では、田中区長、井出教育長、荻窪中学校長?のお話があり、つづいて徳田杉並区商店会連合会会長と私が激励の話をいたしました。


保護者の方々も朝早くから来られており、待合室は多くの関係者で何と言うか…熱気が感じられました。

みんなが乗船し、おがさわら丸が出航すると、桟橋の保護者が懸命に手を振っておられました。





2013年3月22日金曜日

平成25年第一回区議会定例会が閉会!

こんにちは 

先月の14日に開会した本年最初の議会、休会が3月11日と19日に入っての延べ36日間に及ぶもので、特に来年度予算を決める大変重要な議会でしたが、来年度予算案を含む全ての議案を賛成多数で可決し、昨日で閉会いたしました。

この間、特に予算審査での私の質疑の模様を報告させて頂いておりますが、3月18日に予算特別委員会での4回目となる質疑を都市整備費と教育費に関し行いました。我が会派からは、7名がそれぞれの視点から質問に立ち、私はその最後と言うことで会派の残り持ち時間での質疑となりました。

質問は、「みどりを守る事業」について、「理科教材費への国庫補助」について、「児童生徒の震災時の頭の保護」について、「魅力ある歩行者優先の道づくり」について、「西武新宿線沿線まちづくり」について、「区西北部のコミュニティバス」についてを予定して登壇しました。

質問に入る前に、私の地元の屋敷林を保全するための話に対し、区長をはじめとする関係者の理解と協力により、市民緑地として残すことが決まったため、地元の代表として区にお礼を申し上げました。

質疑は、「みどりを守る事業」に関するものとして、昨年から推薦募集をしていた「区制施行80周年記念事業」として行われていた「後世にのこしたい杉並の屋敷林」の選定結果や今後の取り扱いについて質問しました。そして、屋敷林の保全手法は、現在そんなに多くは無く、新たな手法を考えるのか質問しました。さらに、区内には、残すべき屋敷林が何カ所かあり、その中のある所、と言うとご迷惑をおかけするのでストレートには話しませんでしたが、まちづくり担当の副区長や担当課長はどこの事を話しているかは分っていたはずです。具体の場所?を示して残す意気込みを聞きました。

次に、我が自民党が政権に付き、緊急経済対策の一環として、例年より10倍近い100億円規模の予算を補正予算で計上した「理科教材費などに対する補助」を貰うのか正しました。杉並区教育委員会は、消極的でしたので、積極的に補助金を貰う努力をしてもらいたいと話しました。

次に、昨年の第3回定例会の決算特別委員会で話した「児童生徒の震災時の頭の保護」について質問をしました。小学生は、防災ずきんがありますが、中学生は無防備状態です。今の時代は防災ずきんではなく、落下物に対する防備としてヘルメットの方が勝る。児童生徒へ、各人が持ち易い「たためるヘルメット」の導入検討をするよう話しました。

最後の質問となった「魅力ある歩行者優先の道づくり」について道づくりの内容は、商店街のカラー舗装整備、生活道路の無電柱化整備などについて、町全体のまちづくりの視点で整備をするように、と正しました。

残念でしたが、「西武新宿線沿線まちづくり」と「区西北部のコミュニティバス」については、質問時間が足りず次回にすることといたしました。

そして昨日、最終の決算特別委員会で、我が会派「杉並区議会自由民主党」は区長の予算編成方針を踏まえ、平成25年度予算案に対する賛成とする内容の意見開陳を行いました。

その後、本会議が開かれ、決算特別委員会に付託されていた来年度予算案や緊急に出された議案38号「平成25年度杉並区一般会計補正予算」(保育園待機児童対策)の21議案を賛成多数で可決いたしました。

今議会は、議会開会中に「保育園の待機児童解消対策」「風疹流行へのワクチン接種補助」に対する我が会派からの緊急要望をするなど、印象深いものとなりました。


2013年3月16日土曜日

予算特別委員会も終盤だが…!

こんにちは、ブログ書きもしばらく振りとなってしまいました。

さた、平成25年第一回区議会定例会も残すところあとわずかとなりました。

3月6日から始まった来年度予算審査、前回にも少しお話をしましたが、審査区分が4つに分けられ各会派ごとに質疑が行われます。

杉並区議会では、他の自治体の議会がどのようか分りませんが、議員一人6分の質問時間が与えられます。したがって、我が杉並区議会自由民主党会派は、12名ですので各審査区分ごとに72分がベースにあり、予算特別委員会の委員長を出していますのでマイナス6分の66分が純粋(質問時間のみで、答弁時間は含まない)な持ち時間となっています。

そして、各人3回は質問に立つこととしています。で、私は、全ての審査区分に質問に立っています。3月6日の報告は前回9日に報告をしておりますので、そちらをお読みください。

さて、2番目の審査区分・一般会計歳出 第1款(かん)議会費、第2款 総務費、第3款 生活経済費、第8款 職員費、中小企業勤労者福祉事業会計について3月12日に2回目の質問に立ちました。

質問は、災害時の情報連絡体制について、農業の支援・育成について、商店街支援について、区施設の保全管理についての4項目を予定しましたが、持ち時間切れで区施設に関する質問は出来ませんでした。次の機会にいたします。

一つ目「災害時の情報連絡体制」の質問は、区内にある区立施設214カ所、特に保育園、児童館等では区役所との防災無線は一方通行の機器であり、電話が使えないときには情報のやり取りができない、備えとしては不十分ではないか、と言う内容。更に、災害時に備え多様な情報連絡手段を考えておく必要があり、東日本大震災時に東北で活躍したと聞くアマチュア無線などもアマチュア無線連盟と協定を結ぶなど考えておく必要があるのではないか、と質問をしました。

「農業の支援・育成」の質問は、質問の動画録画を見て頂くのが一番分りますが、要は、所管するところがしっかり農業について知って仕事をしてもらいたい、と言う内容です。これは是非、動画を見てほしいですね。

「商店街支援」の質問は、「商店街の装飾灯建設助成」を一つ例に出し、国、東京都、区などの補助を受けて商店街が装飾灯の新設や改修をしている。一般的に工事代金を商店街は最後に払うのではなく、工事の早い段階から払うため、体力のない所は保証人を立て早い段階からお金を工面して払っている。区がしっかり商店街を助成するなら、区が補助する分だけでも早くに支払うなど補助金の交付時期の見直しを検討するよう話す。

次に、3番目の審査区分・一般会計歳出 第4款 保健福祉費、第6款 環境清掃費、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計、後期高齢者医療事業会計について3月14日に3回目となる質問に立ちました。

質問は、長寿応援ポイント事業について、すぎなみ環境情報館について、レジ袋の削減についての3項目に対して行いました。

一つ目の「長寿応援ポイント事業」については、この事業は高齢者の健康長寿の活動や地域貢献活動の後押し役として大変良い事業であるが、事業の想定外の事柄も起きているので仕組みの見直し検討をするよう話す。

これは、町会の副会長さんで、パワフルに会員の先頭に立って地域貢献活動をされていたが、急死された。しばらくして家族が貯めた長寿応援ポイントに気付き区に問い合わせたところ、本人個人の交換のため該当しない、と断られたという話です。
私は、保健福祉委員会の副委員長でもあり、この分野の事は基本的には委員会でお話しする立場です。しかし、そんなことはお構い無しの委員が多いですけど… 
で、あえて私が質問したのは、担当が消極的な対応で、単純に仕組みの想定外だからダメ!と断るのではなく、亡くなられた方の活動のあかしを、お断りして0にしてしまうのではなくポイントを寄付して頂くなど、しっかり受け止めてあげられる事業に育てる必要があると考えたからで、強く見直すように話をしました。

「すぎなみ環境情報館」については、環境と言う言葉のとらえ方が運営では偏りがあるのではないか、と言う質問です。
館の事業報告や決算書を見ると、運営委託を受託しているNPOの得意分野に偏って運営されている。もっと魅力的な館とするためには、資料収集や情報提供にしっかりしたノウハウを持った企業と連携した運営などを考えるよう話しました。

「レジ袋の削減」については、平成20年から取り組まれていることで、最近では目標とするマイバック持参率60%を達成する店舗も増え、新たな課題(コンビニエンスストアーでのレジ袋など)も見えてきているはず、活動の見直しをしてはどうか。
更に、見直しに当たっては、杉並区商店街連合会、杉並区レジ袋削減推進協議会、そして杉並区で結んだ7項目からなる協定も5年が経つ、削減協力金の寄付を「杉並区みどりの基金」にするなど見直しをしてはどうかと話しました。

15日からは、最後の審査区分である「都市整備費」と「教育費」に入りました。質疑も順調に進み、夕方から我が会派の番になる、と思っていた矢先アクシデント発生!!
放送設備などの電源にトラブルが起き、質疑残り時間を示す電光掲示時計も消えマイクも入らなくなりました・・・・・・・
暫時休憩!となりましたが、復旧は出来ず質疑は打ち切りとなりました。週明けの18日までに治ればよいですが、どうも大きなトラブルで議場の放送設備も一緒に駄目になったようで、困りました!



予算の審査はどんな感じで行われるのか、画像をご覧ください。





 

2013年3月9日土曜日

いよいよ一定の本題に入りました

こんばんは

去る3月6日から平成25年度予算案に対する質疑が予算特別委員会の場で始まっています。我が会派の杉並区議会自由民主党は、初日の6日に予算質疑の先頭を切って質問に入りました。

私は、4人目に登場し、歳入に関して質問に立ちました。内容は二項目で、一つは、都区制度の中での都市計画税を原資とする「都市計画交付金」に関する質問です。東京23区内では、都市計画道路整備事業、都市計画公園整備事業、市街地再開発事業、土地区画整理事業、連続立体交差事業などの都市計画事業を東京都も特別区も行っており、東京都が目的税として徴収している税から一定の基準により区に交付金の形で交付される仕組みとなっています。
ようは、本来区の財源を都が吸い上げて持っていて、該当する事業を実施すれば一定の基準により算定した額を返してくれる仕組みとなっています。しかし、区側は不利な内容であり、交付対象事業をもっと拡大するように区長会などを通じて行うよう話をしました。農地の中の生産緑地を区が制度運用の中で買い取る時や特別緑地保全地区の買い取りなどへも都市計画交付金の交付があってもおかしくないだろう、と言う話をしました。
ちょっと難しい話ですよね。これには、都区財政調整制度と言う仕組みも微妙に関わってくる話で、また機会があればお話をします。

もう一つの質問は、区内にある区民利用施設の中で、駐車スペースがあり無料利用となっている所を、財政が厳しい中、受益者負担などの事を考え有料とすることも考える必要がある、と言う質問です。その他、寄付金の話も予定しておりましたが、同僚の議員にお任せをしました。
質問の録画中継が見れますので、お時間のある方は、以下のURLからご覧ください。私は4人目に登場します。なお、速報版のため、早送りなどして見てください。しばらくすれば一人一人の質問ごとに編集されます。それは区議会のホームページの委員会録画中継から見られます。
http://www.gikai.city.suginami.tokyo.jp/vod_iinkai/vod_iinkaitop.htm

さて、今回の予算特別委員会の日程や各会派の質疑持ち時間などは、以下の写真を見て頂くのが分かりやすいでしょう。
私は、次に質問に立つのは12日の15時頃になります。その次は、14日、そして最後が会派の質問のトリに登場しますので18日の昼前となります。



2013年3月5日火曜日

昨年と違った議会運営!

みなさまこんばんは

先月の14日に開会した平成25年第一回区議会定例会も五つの常任委員会での議案審議、四つの特別委員会開催も終わり、いよいよ明日から21日まで来年度予算案の審議に入ります。

昨年と違い、本日午後に本会議が招集され、この間各常任委員会に付託されていた議案の採決がありました。内容は以下の通りです。

総務財政委員会付託議案
○議案第1号 杉並区新型インフルエンザ等対策本部条例  (可決に異議なし)
○議案第2号 杉並区災害時における相互支援に関する条例 (可決に異議なし)
○議案第22号 平成24年度杉並区一般会計補正予算(第6号) (可決に賛成多数)

区民生活委員会付託議案
○議案第26号 平成24年度杉並区中小企業勤労者福祉事業会計補正予算(第1号)
 (可決に異議なし)

保健福祉委員会付託議案
○議案第3号 杉並区こども発達センター条例等の一部を改正する条例(可決に異議な
 し)
○議案第4号 杉並区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等の基準に関す
 る条例 (可決に賛成多数)
○議案第5号 杉並区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
 指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法等の基準
 に関する条例 (可決に賛成多数)
○議案第23号 平成24年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)(可決に異
 議なし)
○議案第24号 平成24年度杉並区介護保険事業会計補正予算(第1号)(可決に異議な
 し)
○議案第25号 平成24年度杉並区後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)(可決に
 異議なし)

都市環境委員会付託議案
○議案第6号 杉並区が管理する道路の構造の技術的基準等に関する条例(可決に異議な
 し)
○議案第7号 杉並区が管理する道路における移動等円滑化の基準に関する条例(可決に異
 議なし)
○議案第8号 杉並区立における移動等円滑化の基準に関する条例(可決に異議なし)
○議案第32号 特別区道の路線の認定について (可決に異議なし)

文教委員会付託議案
○議案第33号  杉並区立宮前図書館外1施設の指定管理者の指定について(可決に賛成
 多数)
○議案第34号 杉並区立成田図書館外1施設の指定管理者の指定について(可決に賛成多
 数)

以上16議案の採決があり、全て各常任委員会委員長の報告通り可決されました。

また、この間の保育園入園待機児童対策のため、区では「多様な保育サービスを充実し、待機児童ゼロに」を目指した「待機児童対策緊急推進プラン」を策定するとともに、プラン実施のための平成25年度杉並区一般会計補正予算(第1号)を緊急に組み、本日の本会議に上程しました。内容の審議は予算特別委員会に付託されました。

概要は、平成24年度から26年度に保育施設整備を行う計画事業量に積み増しを行うもので、平成24年度中に区立・私立の認可保育所の定員の弾力的拡大を実施して、新たに150名の入所枠を確保した上で、これからの認可保育所入園二次選考を実施する。
25年度は、計画にある認可保育所4カ所の整備で215名確保に加え、本年10月までに東京都が進める新たな制度である「スマート保育」小規模保育整備促進支援事業を活用して145名の定員増を図る。したがって、26年1月までに360名の定員増を図る。
更に、認可外保育施設の保育料補助制度の拡充を図る。また、多様な保育施設等の適切な情報提供のための仕組みづくりを進め、仮称保育コンシェルジュの設置を行う、としています。

明日の歳入全般についての部分で我が会派から6名質問に立ちますが、私は4人目でお昼前後に登場します。インターネット録画中継は、本会議ではないため24時間後に区議会ホームページから見ることができます。