2021年12月21日火曜日

今年の区議会を振り返って!!

 令和4年第4回杉並区議会定例会は、11月15日に開会し12月3日に閉会しました。

私は、初日の15日の本会議で例年通り区政に対する一般質問をいたしました。内容は、第3回定例会で議決した区政運営の羅針盤となる新たな「杉並区基本構想」に基き策定作業が進められている行政計画(総合計画・実行計画等)についてと、ひらがなの「みどり」について区の考えを確認しました。詳細については、杉並区議会のホームページから議会中継⇒録画中継⇒本会議録画中継⇒令和3年第4回定例会を選び、質問者3人目をご視聴ください。

本年は、定例会が4回(2月9日~3月12日、5月31日~6月17日、9月9日~10月15日、11月15日~12月3日)開かれ、予算、決算、そして定例会ごとに様々な議案審査などを行ってきました。

そして、昨年から続く異例の議会、定例会の合間に臨時会が6回(1月26日、3月31日、5月18・19日、7月7日、11月5日、12月20日)開かれ、新型コロナウイルス感染症対策の経費を捻出するためなどの補正予算を審査可決し、区民の生活と命を守る対策事業を進めてきました。

特に第4回定例会が12月3日に閉会し、年末で一息と考えておりましたが、子育て世帯への臨時特別給付金10万円をどの様に届けるかで国の方針が揺れ動く中、私が所属する会派(杉並区議会自由民主党)からは、区長に対して10万円を現金で給付するよう要望書を出すなどしておりました。そうこうする中で、国において10万円を現金給付との方向を示したことから、急遽12月20日に一日の会期とする令和3年第6回杉並区議会臨時会が招集され、令和3年度杉並区一般会計補正予算(第13号)が提案され、約26億3900万円の事業予算を審査可決しました。

補正予算13号は、全額国費で「子育て世帯への臨時特別給付金支給事業」として約25億9400万円を対象世帯へ現金10万円の支給をするものです。

杉並区内では、対象者の16歳未満の方は約39000名、18歳以下の方は約13000名と言われています。なお、この間、区で対象把握できている16歳未満の方へは、12月27日に指定口座へ10万円を振り込みます。その他の方は、今後書類のやり取りが必要であるため、年を越しての1月支給となります。

もう1事業は、都費による飲食店と区立施設へ換気状況を把握するためのCO2測定器の配布で、約4400万円です。

また、新型コロナウイルス感染症の第6派に備えた対策についても、特に予防ワクチンの3回目接種体制などしっかり進めております。

みなさま、新型コロナウイルス感染症の感染者数が現在は落ち着いておりますが、新たな変異株であるオミクロン株の感染拡大がじわじわとはじまっており、この間の3蜜(密集・密接・密閉)に対する注意をはじめ、しっかりしたマスクの着用、うがい・手洗いを忘れない様にしながら生活をしましょう!!

2021年10月14日木曜日

杉並区内の新型コロナウイルス感染状況など‼️

 8月は、区内感染者が急激に増加し、保健所体制も崩壊寸前まで行きました。また、ワクチン接種においても、ワクチンの供給量が減少するなど、接種を希望する特に若年層の区民には混乱を起こしてしまいました。

9月に入り、区内の感染者は減少傾向に転じ、10月に入ると、日に2人など激減して来ております。その理由は、専門家からもはっきりとは分析されてはおりませんが、こうした中、区内基幹4病院をはじめとする医療機関の崩壊は免れたとホッとしております。

昨年度は、14回に及ぶ杉並区一般会計予算の補正をするなど、区民の皆様の生命と生活を守るため様々な対策事業を行なってまいりました。

目の前の危機への対応は最優先です。とはいえ、多様化している行政需要への手を抜かない行政運営は必要で、しっかり目を向けチェックしてまいります。第3回定例会も会期は明日までとなりました。

漏れ聞くところによれば、3定会期中に間に合わなかった新たなコロナ対応事業予算を組んだ補正予算が提案されるようであり、11月中旬からはじまる第4回定例会を待たずに臨時会を開きコロナ対策事業を速やかに執行できるように考えているようだ。

昨年の早い段階で、私から新型コロナウイルス感染症の蔓延は、区民の命を守る薬もワクチンも無い大変な危機であり、財政調整基金の取り崩しをするなどして財源を確保し、スピード感を持った対応策を打つよう強く要望をしています。

そうしたことから、区もコロナ対策へは速やかに対応しているものと考えており、不満は言えない。

このままコロナが終息するとは考えにくく、第6波が来るとも言われており、この間の対策事業などの評価・検証をしっかりしながら更なるコロナ対策の実施をするよう今後も区へ働き掛けてまいります。

2021年9月23日木曜日

令和3年の第3回定例会・総務財政委員会を終えて!!

 みなさまこんにちは。

昨日、私が委員長を務める総務財政委員会が開かれ、今定例会に提案されている所管事項の議案審査などを行いました。

久し振りに長時間の委員会となりました。

審査、調査の内容は以下の内容です。

〇議案第56号 杉並区個人情報保護条例及び杉並区個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例

・この条例改正は、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、所要の規定の整備をするものです。(挙手多数で可決すべきものと決定)

〇議案第57号 杉並区長の給料の特例に関する条例

・本年1月25日に起きた区立松ノ木中学校給食室の火災事故に伴う職員の処分と賠償責任の確定したことから、設置者としての区長の給料の月額100分の10相当額を減額するための条例です。(挙手多数で可決すべきものと決定)

〇議案第64号 杉並区立天沼小学校増築建築工事の請負契約の締結について

・生徒数の増加に対応する教室不足解消のための教室の増築工事。(挙手多数で可決すべきものと決定)

〇議案第65号 杉並区立社会教育センター及び併設3施設改修建築工事の請負契約の締結について

・施設の老朽化に伴う施設の建築に関する改修工事。(挙手多数で可決すべきものと決定)

〇議案第66号 同上電気設備工事の請負契約の締結について

(挙手多数で可決すべきものと決定)

〇議案第67号 同上給排水衛生設備工事の請負契約の締結について

(挙手多数で可決すべきものと決定)

〇議案第68号 同上空気調和設備工事の請負契約の締結について

(挙手多数で可決すべきものと決定)

〇議案第69号 同上舞台機構工事の請負契約の締結について

(挙手全員で可決すべきものと決定)

〇議案第70号 同上舞台照明設備工事の請負契約の締結について

(挙手全員で可決すべきものと決定)

〇議案第71号 令和3年度杉並区一般会計補正予算(第7号)

・補正事業(挙手全員で可決すべきものと決定)は、33事業(内12事業がコロナウイルス感染症対策、その他21事業)で約95億7300万円、決算剰余金約58億5700万円を施設整備基金(約40億円)財政調整基金(約18億5700万円)その他国費・都費補助金の実績による返納金など。歳入は、国費約2億5400万円、都費約3300万円、繰入金等約91億4500万円

(挙手多数で可決すべきものと決定)

〇議案第79号 令和3年度杉並区一般会計補正予算(第8号)

・補正事業は、6事業(新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給や感染症予防・発生時対策、福祉施設等従事者へのPCR検査など)約1億4600万円。歳入は、国費約1800万円、都費約9200万円、財源保留額約3500万円。

(可決すべきものと決定に異議なし)

〇請願審査

・3請願第1号 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続について意見書の提出に関する請願

・3請願第2号 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続について意見書の提出に関する請願

・毎年の請願であり、特に討議・質疑は無く、3請願第1号を採択すべきもとして決定し、3請願第2号は同趣旨のものでありになし採択と決定。東京都への意見書案を本会議に提出することに決定。

〇所管事項調査(報告聴取)

・令和3年度特財政調整算定の結果について

・区立松ノ木中学校給食室火災事故に伴う職員への損害賠償命令等について

・令和3年7月4日執行の東京都議会議員選挙の投・開票結果について

・東京都知事選挙の投票用紙の残置について

以上の内容で委員会が開かれ、午前10時開会午後8時閉会でした。

審査内容が多くあったことと、この間の区施設の指定管理者問題に係わる債務負担行為などが補正予算に含まれていることなどから、区長や関係部長に対する公務の在り方について質疑がおよび、議案審査に長時間が費やされました。

なお、会期末の10月15日を待つことなく、明9月24日午後に本会議を開き、新型コロナウイルス感染症対策に係る事業など、新たな事情や緊急性の観点から必要な事業経費を計上している補正予算第7号・第8号等を中間議決する予定です。


2021年8月20日金曜日

東京2020パラリンピック大会の聖火リレー杉並区の採火式!!

 オリンピックの聖火リレーは中止となり、大変残念でした。

本日、午前9時に区内3カ所でパラリンピックの聖火の採火式が行われました。

その1カ所、上井草スポーツセンターでは『スポーツの灯』が採火され、私も観覧に伺いました。グラウンドをトーチが1周走りました!!灯を点したランタンは区内の障害者施設で製作されたプレートに載せられておりました。

区内の他の2か所は、済美養護学校『希望の灯』、座・高円寺『文化の灯』がそれぞれ採火され、荻窪体育館前のオーロラの碑前で集火され、杉並からは『平和の灯』として東京都庁へ他の区市町村から集められた聖火と一つになり点されました!!

そして、本日15時からは、杉並区役所西棟前で4つの灯が展示されています!!



2021年6月17日木曜日

令和3年第2回杉並区議会定例会が閉会しました!!

 今年の第2回定例会は、5月31日から6月17日までの18日間の会期で開かれました。

私は、区政一般に対する質問(一般質問)を開会2日目の6月1日に行いました。質問項目は4項目で、1.新型コロナウイルス感染症予防ワクチン接種について 2.新たな杉並区基本構想について 3.まちづくりについて(西武新宿線の連続立体交差事業、都市計画道路補助132号線整備、善福寺川流域合流式下水道改善事業) 4.区内の農地保全と農業振興についてです。

この模様は、杉並区議会のホームページから議会中継⇒録画中継⇒本会議録画中継で6月1日の浅井くにお部分をご視聴ください。

会期の途中で補正予算(第5号)の議案が追加提案されましたが、日程の空き時間に審議日程を追加し会期延長はありませんでした。

最終日の6月17日午後に本会議が開かれました。今定例会に提案された議案は、追加議案を入れて14議案で、本会議の採決順(委員会付託順)に以下の様な採決結果です。

【総務財政委員会】

・議案第39号 杉並区事務手数料条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

・議案第47号 杉並区立富士見丘小学校移転改築及び併設1施設建設建築工事の請負契約の締結について(起立多数で可決)

・議案第48号 杉並区立富士見丘小学校移転改築及び併設1施設建設電気設備工事の請負契約の締結について(起立多数で可決)

・議案第49号 杉並区立富士見丘小学校移転改築及び併設1施設建設給排水衛生設備工事の請負契約の締結について(起立多数で可決)

・議案第50号 杉並区立富士見丘小学校移転改築及び併設1施設建設空気調和設備工事の請負契約の締結について(起立多数で可決)

・議案第51号 旧杉並区立杉並第八小学校解体工事の請負契約の締結について(可決に異議なし)

・議案第52号 杉並区立久我山東保育園移転改築建築工事の請負契約の締結について(起立多数で可決)

●議案43号及び54号に対する反対討論と賛成討論が行われた。

・議案第43号 令和3年度杉並区一般会計補正予算(第4号)(起立多数で可決)

・議案第54号 令和3年度杉並区一般会計補正予算(第5号)(起立多数で可決)

〇補正予算の2議案は、いずれも基本的には新型コロナウイルス感染症対策事業に要する費用となっており、必要な経費です。

【区民生活委員会】

・議案第40号 杉並区特別区税条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

【保健福祉委員会】

・議案第41号 杉並区立保育所及び小規模保育事業所条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

・議案第42号 杉並区子ども・子育て支援法の一部を改正する法律附則第4条に規定する児童福祉法第59条の2第1項に規定する施設に関する経過措置に関する条例の一部を改正する条例(可決に異議なし)

・議案第44号 令和3年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第2号)(可決に異議なし)

【都市環境委員会】

・議案第53号 杉並区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

【区民生活委員会における陳情審査結果】

・2陳情第46号 日本政府に対し速やかに核兵器禁止条約に署名・批准することを求める意見書を杉並区議会としてあげることを求めることに関する陳情(起立多数で不採択)

・2陳情第47号 核兵器禁止条約に速やかに署名・批准することを日本国政府に求める意見書を杉並区議会として提出することを求めることに関する陳情

・2陳情第48号 日本政府に核兵器禁止条約に賛同するよう意見書を提出することを求める陳情

(陳情47号、陳情48号は陳情46号と同趣旨であるため、不採択とみなすことを決定)

【公社・財団の経営状況の報告6件】

・報告10号 一般財団法人杉並区交流協会に対する討論が行われ、質疑が行われました。

以上の採決などがあり、提案された議案は全て可決成立し、閉会しました。


2021年3月13日土曜日

令和3年第1回杉並区議会定例会が閉会しました!!

 第1回定例会は、2月9日から3月17日までの37日間の日程で始まりましたが、途中で新年度予算案を審議する予算特別委員会をコロナウイルス感染対策として分科会方式としたため、後半の5日間を予備日扱いで進められました。

そして、予算特別委員会に付託された来年度予算案などの議案に対する各会派による意見開陳(賛否の意見表明)と常任委員会へ付託されていた各議案の採択結果を踏まえ、3月12日の本会議で提案された各議案の採決が行われ、賛成者の多少はあるものの、全ての議案が可決成立し、第1回定例会は閉会となりました。採決内容は以下の様です。

採決は先ずはじめに、常任委員会へ付託された議案順に採決が行われました。

【総務財政委員会】

・議案第16号 (仮称)天沼保育園建設事業の委託契約の締結について(起立多数で可決)

・議案第26号 杉並区職員の特殊勤務手当に関する条例及び杉並区介護保険条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

【保健福祉委員会】

・議案第3号 杉並区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等の基準に関する条例等の一部を改正する条例(起立多数で可決)

・議案第4号 杉並区子ども・子育て支援法の一部を改正する法律附則第4条に規定する児童福祉法第59条の2第1項に規定する施設に関する経過措置に関する条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

・議案第18号 令和2年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第3号)(起立多数で可決)

・議案第19号 令和2年度杉並区介護保険事業会計補正予算(第3号)(起立多数で可決)

・議案第20号 令和2年度杉並区後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)(起立多数で可決)

【都市環境委員会】

・議案第5号 杉並区立公園条例の一部を改正する条例(可決に異議なし)


【予算特別委員会】以下、予算特別委員会の各分科会での審査内容、全て原案を可決すべきものと決定しておりましたが、本会議での採決では否決する議員が居りました。

(総務財政分科会)

・令和3年度一般会計歳入全部、歳出・議会費、総務費、職員費、公債費、諸支出金、予備費

〇議案第30号 令和3年度一般会計補正予算(第1号)・歳入全部

〇議案第6号 公益的法人等への杉並区職員の派遣に関する条例及び杉並区公益財団法人に対する助成に関する条例の一部を改正する条例

〇議案第11号 杉並区事務手数料条例の一部を改正する条例

〇議案第15号 杉並区選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

(区民生活分科会)

・令和3年度一般会計歳出・生活経済費、令和3年度一般会計補正予算(第1号)・歳出・生活経済費

〇議案第7号 杉並区立地域区民センター及び区民集会所条例の一部を改正する条例

〇議案第8号 杉並区立コミュニティふらっと条例の一部を改正する条例

(保健福祉分科会)

・令和3年度一般会計歳出・保健福祉費、令和3年度国民健康保険事業会計・介護保険事業会計・後期高齢者医療事業会計、令和3年度一般会計補正予算(第1号)・歳出・保健福祉費

〇議案第9号 杉並区事務手数料条例及び杉並区保育料等に関する条例の一部を改正する条例

〇議案第10号 杉並区介護保険条例の一部を改正する条例

〇議案第12号 杉並区立保育所及び小規模保育事業所条例の一部を改正する条例

〇議案第13号 杉並区立児童青少年センター及び児童館条例の一部を改正する条例

〇議案第28号 杉並区国民健康保険条例の一部を改正する条例

〇議案第31号 令和3年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)

(都市環境分科会)

・令和3年度一般会計歳出・都市整備費、環境清掃費

〇議案第14号 杉並区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例

〇議案第29号 杉並区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例

(文教分科会)

・令和3年度一般会計歳出・教育費、令和3年度一般会計補正予算(第1号)歳出・教育費


3月12日の本会議で予算各分科会での質疑結果を踏まえ議案の採決が行われました。

〇議案第6号 公益的法人等への杉並区職員の派遣に関する条例及び杉並区公益財団法人に対する助成に関する条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

〇議案第7号 杉並区立地域区民センター及び区民集会所条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

〇議案第8号 杉並区立コミュニティふらっと条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

〇議案第9号 杉並区事務手数料条例及び杉並区保育料等に関する条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

〇議案第10号 杉並区介護保険条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

〇議案第11号 杉並区事務手数料条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

〇議案第12号 杉並区立保育所及び小規模保育事業所条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

〇議案第13号 杉並区立児童青少年センター及び児童館条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

〇議案第14号 杉並区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

〇議案第15号 杉並区選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例(可決に異議なし)

〇議案第28号 杉並区国民健康保険条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

〇議案第29号 杉並区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例(起立多数で可決)

〇議案第21号 令和3年度杉並区一般会計予算(起立多数で可決)

〇議案第22号 令和3年度杉並区国民健康保険事業会計予算(起立多数で可決)

〇議案第23号 令和3年度杉並区介護保険事業会計予算(起立多数で可決)

〇議案第24号 令和3年度杉並区後期高齢者医療事業会計予算(起立多数で可決)

〇議案第30号 令和3年度杉並区一般会計補正予算(第1号)(起立多数で可決)

〇議案第31号 令和3年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)(起立多数で可決)

最後に、「議案第32号 杉並区教育委員会教育長の任命の同意について」が追加で提案があり、委員会付託省略により採決され、起立多数で可決されました。

第1回定例会は以上の結果となりました。

議員をはじめ区長や関係者から新型コロナウイルスの感染者が出ずに無事閉会できて良かったです。


2021年2月26日金曜日

令和2年度の年度末!令和3年第1回定例会も中盤になりました!!

 こんにちは、今年度は区も議会も混乱続きでした。

令和2年度は、昨年の年始からはじまった新型コロナウイルスの市中感染拡大に伴い、定例会をはじめ臨時会では、コロナウイルス感染症対策のための取り組み一色でした。そして、スピード感をもって対策を行うための財源を捻出しながら一般会計の補正予算を度々組み対策事業を進めてきました。

そのためこの間、複数回に渡り区のコロナ対策への自民党会派要望を出すなど、区民の生命・財産を、そして様々な区内事業者への支援に取り組んで来ました。令和2年度もいよいよ一月余りとなり、数えれば13回にのぼる一般会計の補正予算が組まれて来ました。そしてその都度、私の所属する総務財政委員会で補正予算の審査を行って来ました。

これまでこれ程の補正予算を組んだ年は、私の区役所職員時代を含めて記憶に無いことです。この様な非常事態での区政運営で難しいのは、様々な既定事業を行いながら、降って湧いた未知の新型コロナウイルス感染症対策を新たに財源を確保しながら人員を割り振って、考えられる対策に優先順位を付けながら取り組むことです。

コロナウイルス対策を主とする令和2年度末の一般会計補正予算第12号そして13号、一昨日の総務財政委員会での審議結果を受けて本日の議会運営委員会の質疑を経て、会期末を待たずに午後の本会議で中間議決をしました。

補正予算第12号は、補正額約14億3000万円で補正事業は78事業、財源更正5事業です。内容は、緊急を要する経費、事業実績の増による経費の増額、令和2年度事業の減額補正といった清算的要素を含むほか、財政健全化と持続可能な財政運営を確保するルールに基づく基金積み立て(財政調整基金、施設整備基金)などを適正に計上しています。

また、補正予算第13号は、補正額約4億8000万円で補正事業は15事業、財源更正23事業です。内容は、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種体制整備に要する経費をはじめ、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するための財源更正及び減額補正などを適正に計上しています。

総務財政委員会の質疑では、区民に対する新型コロナウイルス感染症予防ワクチン接種を混乱なく円滑に行うため、ワクチン接種会場を偏りなく確保するとともに、ワクチン接種を受ける区民の立場に立った接種体制を構築し、きめ細かな情報提供を通して区民のワクチン接種への不安解消に努め、より多くの区民がワクチン接種を受けられるよう取り組むことを強く要望しました。

昨日の採決では、どんな議案についても常に反対をする議員が居りますが、賛成多数で二つの補正予算は可決しました。これでコロナウイルス予防ワクチン接種など新年度に向けての事業に取り組むこととなりました。

また、異例ですが本日、これから令和3年度予算の審査がはじまるのですが、令和3年度一般会計予算の第1号補正予算案が提案され、3月3日から始まる予算特別委員会(コロナウイルス対応の分科会方式)で審査されることとなりました。

2021年2月2日火曜日

令和3年第1回杉並区議会臨時会及び第1回定例会について!!

 新型コロナウイルス感染症の蔓延に対する様々な対策に終始した令和2年でした。

新しい年に入り、第1回定例会に備える時期に、急遽、令和2年度一般会計補正予算の第12号が提案され1月26日に今年初めての臨時会が開かれ、私の所属する総務財政委員会に付託され審査をいたしました。

補正予算第12号は、4つの事業について補正予算を計上し、補正額約3億9200万円でした。(国庫支出金:約1億6900万円、財政調整基金の取り崩し:約2億2200万円)

【内訳】

1.中小企業支援:約1億1000万円(新型コロナウイルス感染症対策特例資金を銀行等から借り受けた中小企業者に対し、借り受け時に銀行等に支払った信用保証料相当額の補助に要する経費)

2.業務継続のための福祉施設等従事者へのPCR検査:約950万円(介護施設等でコロナ感染者が発生した場合、施設従事者のPCR検査経費)

3.予防接種:約1億円(既存予防接種システムの改修経費、65歳以上(約12万人)の高齢者へ予防ワクチン接種の接種券等郵送等経費、医療従事者等への予防ワクチン接種経費)

4.感染症予防・発生時対策:約1億7100万円(コロナ病床確保のため、転院する入院者移送経費、公費負担医療費の不足充当、自宅療養者への貸し出し用パルスオキシメーター購入など)

補正予算に賛成するにあたり、コロナ予防ワクチン接種に向け、区民への丁寧な情報提供や接種へのシミュレーションをしっかり行い速やかに接種が出来るように取り組むこと、そして、区内の感染状況に改善が見られない場合は、スピード感をもって区民の健康・命を守るため、新たな対策を含めて積極的に取り組むことを要望しました。


いよいよ令和3年第1回定例会が2月9日から会期37日間の予定ではじまります。

常にお話をしておりますが、第1回定例会は別名予算議会とも呼ばれており、会期後半には連日翌年度予算の審査を中心に行う「予算特別委員会」を設置して質疑を行います。

しかし、今年に入っても新型コロナウイルス感染に終息が見えない中、この間の定例会などと同様に、変則的な議会運営になりそうです。特に、予算特別委員会の運営は特別な会議体で行われそうです。後日改めてご報告いたします。

さて、提案のあった議案等は下記のとおりです。(条例案件:14、契約案件:1、補正予算:年度末で清算的内容4、新年度予算:4、推薦人事:1、報告:専決処分1、損害賠償1)