2021年2月2日火曜日

令和3年第1回杉並区議会臨時会及び第1回定例会について!!

 新型コロナウイルス感染症の蔓延に対する様々な対策に終始した令和2年でした。

新しい年に入り、第1回定例会に備える時期に、急遽、令和2年度一般会計補正予算の第12号が提案され1月26日に今年初めての臨時会が開かれ、私の所属する総務財政委員会に付託され審査をいたしました。

補正予算第12号は、4つの事業について補正予算を計上し、補正額約3億9200万円でした。(国庫支出金:約1億6900万円、財政調整基金の取り崩し:約2億2200万円)

【内訳】

1.中小企業支援:約1億1000万円(新型コロナウイルス感染症対策特例資金を銀行等から借り受けた中小企業者に対し、借り受け時に銀行等に支払った信用保証料相当額の補助に要する経費)

2.業務継続のための福祉施設等従事者へのPCR検査:約950万円(介護施設等でコロナ感染者が発生した場合、施設従事者のPCR検査経費)

3.予防接種:約1億円(既存予防接種システムの改修経費、65歳以上(約12万人)の高齢者へ予防ワクチン接種の接種券等郵送等経費、医療従事者等への予防ワクチン接種経費)

4.感染症予防・発生時対策:約1億7100万円(コロナ病床確保のため、転院する入院者移送経費、公費負担医療費の不足充当、自宅療養者への貸し出し用パルスオキシメーター購入など)

補正予算に賛成するにあたり、コロナ予防ワクチン接種に向け、区民への丁寧な情報提供や接種へのシミュレーションをしっかり行い速やかに接種が出来るように取り組むこと、そして、区内の感染状況に改善が見られない場合は、スピード感をもって区民の健康・命を守るため、新たな対策を含めて積極的に取り組むことを要望しました。


いよいよ令和3年第1回定例会が2月9日から会期37日間の予定ではじまります。

常にお話をしておりますが、第1回定例会は別名予算議会とも呼ばれており、会期後半には連日翌年度予算の審査を中心に行う「予算特別委員会」を設置して質疑を行います。

しかし、今年に入っても新型コロナウイルス感染に終息が見えない中、この間の定例会などと同様に、変則的な議会運営になりそうです。特に、予算特別委員会の運営は特別な会議体で行われそうです。後日改めてご報告いたします。

さて、提案のあった議案等は下記のとおりです。(条例案件:14、契約案件:1、補正予算:年度末で清算的内容4、新年度予算:4、推薦人事:1、報告:専決処分1、損害賠償1)





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