春からはじまった新型コロナウイルス感染症の蔓延に対する様々な対策(補正予算を10回組むこととなりました)に追われた一年でした。
令和2年を締めくくる第4回定例会は、11月16日から12月9日(当初の会期は12月4日でしたが、会期延長しました)までの24日間の会期で開催されました。
私は、今定例会の初日に例年通り区政に対する一般質問を行いなした。内容は、①西武新宿線の開かずの踏切を無くすための鉄道連続立体交差事業の都市計画手続きが進む中での沿線のまちづくりに対する区の取り組み姿勢を正しました。②東京外かく環状道路整備工事が進む中で起きた陥没事故の発生を踏まえ、区内の工事区域にお住まいの区民の安全を守るため、区の考え方と取り組み方を正しました。③区内の屋敷林や社寺林を保全するため、環境維持の視点も踏まえて区の考えを正しました。④善福寺川流域合流式下水道改善事業(水害対策と言えないのがつらい事業)の進捗状況をはじめ、以前から扱っている川沿いの地区の建築規制(用途地域)の緩和を目指した防災まちづくり実施の再要望。これは、建物の高さ規制を緩和することで、一階の床を高くし、天井が低くて住みにくいなど無い建物が建てられ、河川の氾濫でも浸水被害を受けない家づくりが出来るからです。河川等の洪水対策に膨大な事業費も掛かりません。更に、杉並の水害の多くは、20分程で水は引くので水に浸からない家が造れるようになります。
一般質問の詳細は、杉並区議会のホームページ・ホーム画面右側にある「議会中継」をタップし、次に「録画中継」をタップ、「本会議録画中継」をタップして、初日の11月16日本会議一般質問4人目をご視聴ください。
さて、第4回定例会に提案された議案は、第93号から第108号までの16議案(詳細は後日発行される議会だよりをご覧ください)で12月4日の本会議で採決をし、全ての議案を可決しました。ただ、同時に異例の閉会予定日に議案第109号令和2年度一般会計補正予算(第10号)の追加提案があり、総務財政委員会へ審査付託とともに12月10日まで会期延長されました。
12月9日に議案の付託がされた総務財政委員会が開かれ、今年4月に行った区内4基幹病院への約22億円にのぼる包括補助に続く、医療機関や検査等を行う医療機関の医療提供体制維持と業務継続を支援する事業のための経費約1億8千万円を計上した補正予算案を審議しました。
総務財政委員会での審議後本会議が開かれ、委員会での審査結果を踏まえて採決があり、賛成多数で可決されました。あわせて第4回定例会は閉会となりました。
私が総務財政委員会の審議の中で、新型コロナウイルスの区内感染が更に悪化した場合は、区民の命を守るために更なる感染症対策を間髪を入れずに行うよう要望しました。
今後は、来年の2月まで区議会は閉会となりますが、緊急に対応する状況となれば臨時会を招集し対応することが必要でしょう。
何より、一人ひとりが新型コロナウイルスに感染しないための生活を心掛けることが必要です。3蜜を出来るだけ避け、手洗いを習慣化しましょう!!
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