2013年3月16日土曜日

予算特別委員会も終盤だが…!

こんにちは、ブログ書きもしばらく振りとなってしまいました。

さた、平成25年第一回区議会定例会も残すところあとわずかとなりました。

3月6日から始まった来年度予算審査、前回にも少しお話をしましたが、審査区分が4つに分けられ各会派ごとに質疑が行われます。

杉並区議会では、他の自治体の議会がどのようか分りませんが、議員一人6分の質問時間が与えられます。したがって、我が杉並区議会自由民主党会派は、12名ですので各審査区分ごとに72分がベースにあり、予算特別委員会の委員長を出していますのでマイナス6分の66分が純粋(質問時間のみで、答弁時間は含まない)な持ち時間となっています。

そして、各人3回は質問に立つこととしています。で、私は、全ての審査区分に質問に立っています。3月6日の報告は前回9日に報告をしておりますので、そちらをお読みください。

さて、2番目の審査区分・一般会計歳出 第1款(かん)議会費、第2款 総務費、第3款 生活経済費、第8款 職員費、中小企業勤労者福祉事業会計について3月12日に2回目の質問に立ちました。

質問は、災害時の情報連絡体制について、農業の支援・育成について、商店街支援について、区施設の保全管理についての4項目を予定しましたが、持ち時間切れで区施設に関する質問は出来ませんでした。次の機会にいたします。

一つ目「災害時の情報連絡体制」の質問は、区内にある区立施設214カ所、特に保育園、児童館等では区役所との防災無線は一方通行の機器であり、電話が使えないときには情報のやり取りができない、備えとしては不十分ではないか、と言う内容。更に、災害時に備え多様な情報連絡手段を考えておく必要があり、東日本大震災時に東北で活躍したと聞くアマチュア無線などもアマチュア無線連盟と協定を結ぶなど考えておく必要があるのではないか、と質問をしました。

「農業の支援・育成」の質問は、質問の動画録画を見て頂くのが一番分りますが、要は、所管するところがしっかり農業について知って仕事をしてもらいたい、と言う内容です。これは是非、動画を見てほしいですね。

「商店街支援」の質問は、「商店街の装飾灯建設助成」を一つ例に出し、国、東京都、区などの補助を受けて商店街が装飾灯の新設や改修をしている。一般的に工事代金を商店街は最後に払うのではなく、工事の早い段階から払うため、体力のない所は保証人を立て早い段階からお金を工面して払っている。区がしっかり商店街を助成するなら、区が補助する分だけでも早くに支払うなど補助金の交付時期の見直しを検討するよう話す。

次に、3番目の審査区分・一般会計歳出 第4款 保健福祉費、第6款 環境清掃費、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計、後期高齢者医療事業会計について3月14日に3回目となる質問に立ちました。

質問は、長寿応援ポイント事業について、すぎなみ環境情報館について、レジ袋の削減についての3項目に対して行いました。

一つ目の「長寿応援ポイント事業」については、この事業は高齢者の健康長寿の活動や地域貢献活動の後押し役として大変良い事業であるが、事業の想定外の事柄も起きているので仕組みの見直し検討をするよう話す。

これは、町会の副会長さんで、パワフルに会員の先頭に立って地域貢献活動をされていたが、急死された。しばらくして家族が貯めた長寿応援ポイントに気付き区に問い合わせたところ、本人個人の交換のため該当しない、と断られたという話です。
私は、保健福祉委員会の副委員長でもあり、この分野の事は基本的には委員会でお話しする立場です。しかし、そんなことはお構い無しの委員が多いですけど… 
で、あえて私が質問したのは、担当が消極的な対応で、単純に仕組みの想定外だからダメ!と断るのではなく、亡くなられた方の活動のあかしを、お断りして0にしてしまうのではなくポイントを寄付して頂くなど、しっかり受け止めてあげられる事業に育てる必要があると考えたからで、強く見直すように話をしました。

「すぎなみ環境情報館」については、環境と言う言葉のとらえ方が運営では偏りがあるのではないか、と言う質問です。
館の事業報告や決算書を見ると、運営委託を受託しているNPOの得意分野に偏って運営されている。もっと魅力的な館とするためには、資料収集や情報提供にしっかりしたノウハウを持った企業と連携した運営などを考えるよう話しました。

「レジ袋の削減」については、平成20年から取り組まれていることで、最近では目標とするマイバック持参率60%を達成する店舗も増え、新たな課題(コンビニエンスストアーでのレジ袋など)も見えてきているはず、活動の見直しをしてはどうか。
更に、見直しに当たっては、杉並区商店街連合会、杉並区レジ袋削減推進協議会、そして杉並区で結んだ7項目からなる協定も5年が経つ、削減協力金の寄付を「杉並区みどりの基金」にするなど見直しをしてはどうかと話しました。

15日からは、最後の審査区分である「都市整備費」と「教育費」に入りました。質疑も順調に進み、夕方から我が会派の番になる、と思っていた矢先アクシデント発生!!
放送設備などの電源にトラブルが起き、質疑残り時間を示す電光掲示時計も消えマイクも入らなくなりました・・・・・・・
暫時休憩!となりましたが、復旧は出来ず質疑は打ち切りとなりました。週明けの18日までに治ればよいですが、どうも大きなトラブルで議場の放送設備も一緒に駄目になったようで、困りました!



予算の審査はどんな感じで行われるのか、画像をご覧ください。





 

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