2010年10月18日月曜日

隠れた素敵な博物館

文京区本郷3丁目から歩いて直ぐにある博物館に行ってきた。歴史を感じさせる塀に囲まれ、敷地へ入る入り口の門も改修されているが昔の門も保存されている。そこは、天下の東京大学だ。敷地の外れに「東京大学総合研究博物館」がある。
今回の目的は、併設展「昆虫標本の世界~採集から収蔵、多様性保全まで~」と題した展示を見るために行った。
入館は無料だった。昆虫展は、思ったよりコンパクトにまとめられ、感想としては、じみだった。子どもや普通の方ならなるほどと思う展示である。なかでも、五十嵐コレクションはファーブル昆虫館で行われた特別展示を見ているので物足りなさがあった。
また、常設展は、古代人の人骨や土器、石器などが沢山展示され、これは一見の価値があるものだ。特別展は、「火星ーウソカラデタマコト」と題した展示がされていた。ここは、先日おおきく騒がれた「はやぶさ」まではいかないまでも、火星探査機や地表探査車両の模型等が展示され、火星がなぜ赤いのか?等の説明がされていた。一番驚いたのは、火星からの隕石が置かれており、大きめのスイカ程で持とうとしたがとっても重くて持ち上げられなかった。
こうした普通の人に知られていない(私だけなのかも)博物館が、まちなかにある事を発見した。そして、もっと多くの人が見学に行くとよいと思う。とても勉強になった。今度は、牧野富太郎博士が研究した東大で博士の展示をして欲しいものだ!

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