平成24年第2回区議会定例会も6月12日に議案が各常任委員会に上程となったため、本会議が一旦閉会となり13日より順次、常任委員会が開かれています。
13日は「区民生活委員会」で、議案が2件「杉並区印鑑条例等の一部を改正する条例」これは本年10月に外国人登録法が廃止となるのを受け、外国人も住民基本台帳の仕組みに一元化されるものです。もう一つは「杉並区特別区税条例の一部を改正する条例」で、東日本大震災を踏まえて、各自治体で震災対策に要する財源を確保するために国が法律で定めたことから、区民税に均等割りで税額を500円上乗せするものです。ただ、これは目的税ではなく普通税のため、ちゃんと災害対策のために使われるかチェックしていかなければと考えています。そのほか報告案件が6件ありました。
14日は私の所属する「保健福祉委員会」が開かれ、議案はありませんでしたが報告案件が7件あり、中でも「災害時子ども安全連絡網の導入・整備について」これは、区立(指定管理施設は除く)の保育園、保育室、幼稚園、子供園、小・中・特別支援学校、学童クラブを利用する保護者等へ、災害(地震、集中豪雨など)発生時に電子メールで安否や動向等の情報を提供するもので、登録者に一方通行で一斉送信されるシステムでこの7月から導入されます。
乳児をお持ちの方々の関心事となっている「急性灰白髄炎(ポリオ)予防接種の不活化ワクチンへの移行について」これは、国が生ワクチンから不活化ワクチンへの移行方針を示したことから、本年9月1日から定期接種では生ポリオワクチンを使用しないこととなった対応で、これまで経口投与2回であったものが注射4回で各医療機関接種となるもの。
そのほか「区立子供園の運営等検証、評価の結果について」「就学前教育振興指針(案)について」これはこれまで振興ビジョンと表現されていたもの。「平成24年度の次世代育成基金の活用について」「1・2歳児を対象にした児童発達支援事業について」「安心おたっしゃ訪問について」の報告聴取をしました。
15日は「都市環境委員会」が開かれ報告6件の聴取をする。「杉並区まちづくり基本方針(都市計画マスタープラン)の改定について」「杉並区バリアフリー基本構想の策定について」「京王線の連続立体交差事業について」「荻窪駅周辺まちづくりの今後の進め方について」「緑化助成について」「放射能対策について」の報告がありました。私の専門でもあり、各先生方の質疑を聞かせて頂きましたが、私とは少しづつ観点が違うな、と感じました。
今後は、18日に「文教委員会」19日に「総務財政委員会」が開かれます。また、その後20日からは特別委員会に移るので、その内容についても順次報告をさせて頂きます。次の本会議は6月26日、そして第二回定例会は閉会になります。
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