9月1日は「防災の日」各方面で防災訓練が行われました。
私は、主会場の和田掘公園と地元の桃井原っぱ公園での訓練を視察いたしました。
感想としては、特に主会場では規模は大きいのですが、訓練が散漫な感じがしました。また、住民の方々は訓練になったのか少し疑問が残ります。
区立桃井原っぱ公園では、災害拠点病院(荻窪病院)と連携しながら、負傷者のトリアージ訓練が行われました。これまでも、トリアージ訓練は行われていましたが、今回は医師、看護師、歯科医師、薬剤師、消防、消防団、ボランティアなど様々な対応者が一堂に会して行われていました。
私が見る限りでは、負傷者の負傷の程度による選別は、それなりにやられていたと思います。ただ、後に知りましたが、負傷者を受け入れる病院内では、結構混乱があったようで、今後の課題として病院での対応策など検討していただきたいと思います。
今回目立ったのは、高校生のボランティアスタッフが慣れない中にも懸命に訓練をしている姿は印象的でした。昼間に大災害が発生すれば、活動主体は、高齢者と区内の高校の生徒などとなると考えています。
そうした意味でも、今回の高校生スタッフの活動は有意義であったと考えています。また、今回は巡り合いませんでしたが、区立中学にも中学生レスキュー隊が全校に組織されているのも心強いです。
今後も、継続して訓練を行うことは必要ですし、全体としての連携は今一つで、スムーズな訓練ではなかったと思います。
ですから、訓練は大切で、次にはもっと多くの人が関わり、いざという時に備えられる様にしたいものです。
また、ドクターヘリ、消防庁のヘリが次々に飛来し、負傷者を搬送する訓練は、来場者が災害時にヘリコプターが来れることを実感でき、心強く感じている様子でした。
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