おはようございます
昨日、私が副委員長を務める常任委員会が開かれました。委員会は、議会が閉会中でも担当分野の施策などについて審議・審査など行っています。
今回は、大きく3件の報告事項の聴取でした。
先ず、地域主権改革一括法に基づき東京都から杉並区へ権限移譲される環境衛生営業関係の6つの条例制定への取り組みについての報告。これは、条例制定に関わることから、杉並区自治基本条例に基づく区民等意見提出手続きの実施が必要となり、条例案を区議会定例会に提出するため、この時期に委員会で取り扱わなければ間に合わないわけです。
環境衛生営業関係で、5つの条例制定と1つの条例改正で、杉並区に適合する内容にしていきます。
1、仮称・理容師法施行条例で、都条例を踏襲しながら一部変更します。理容所について 講ずべき措置として、手指等を洗浄するため、水道から給水され下水道に排水される構造の洗浄設備又はこれに類する設備として区長が別に定めるものを設けること。が追加されます。また、山間部等の理容所がない場所で理容の業を行う場合の規定は設けません。
2、仮称・美容師法施行条例は、1の理容師の条例と同様です。
3、仮称・クリーニング業法施行条例の制定は、都条例を踏襲し、変更はありません。
4、仮称・旅館業法施行条例は、都条例を踏襲しながら一部変更します。一番大きいのは、簡易宿所営業に関することで、マンションの1室で定員2名でも営業許可が可能になることから、それに対する規制内容が盛り込まれます。その他は、社会教育施設等の意見聴取、宿泊者の衛生(お風呂関係)に必要な基準が設けられます。
5、仮称・公衆浴場法施行条例で、都条例を踏襲しながら一部変更します。循環ろ過に関することと、レジオネラ属菌による汚染の防止に関する内容です。
6、仮称・興行場法施行条例は、都条例を踏襲し、変更内容はありません。
二つ目の報告は、保育施設の整備等に関することです。
一つは、認可保育所の新規開設についてで、西荻南四丁目に民間の土地を民間が借地して開設するものです。産休明けから5歳児までを受け入れ、規模は80名程度の定員のようです。開設は、25年4月を予定しております。
次には、区立上高井戸保育園の休園に関すること。そして区立堀之内東保育園の指定管理者制度導入につてで、区立では5園目となります。現在は、耐震改修工事中で、26年4月から運営開始の予定です。
報告の三つ目は、国では、この間後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進を進めておりますが、その一環として杉並区では生活保護受給者に対するジェネリック医薬品の使用普及に取り組むこととなり、リーフレットを作成しPRをすることとなりました。今後は、医師会、歯科医師会、薬剤師会、指定薬局(区内にはおよそ300程度ある)へもお知らせしながら使用の普及に取り組んでいくとのことです。
今回の委員会では、こうした担当分野の施策の進め方についての報告を聴取し、質疑が行われました。
最後に、夏本番となりました、連日30度をはるかに超える気温が続いています。みなさま、お身体ご自愛くださいませ!!
今年はセミの鳴き声があまり聞かれません!昨年の東日本大震災の影響を受けての事ではないかと私は考えています。暑いのでこれから、家の周りに「打ち水」をしようと思いまーす!
0 件のコメント:
コメントを投稿